NewsCrunch編集部
2021年12月の『ウェザーニュースLiVE』でデビューし、現在は大学に通いながら番組に出演している戸北美月(ときた みづき)さん。キャスターとしての初仕事が、発売中の『ウェザーニュースキャスター卓上カレンダー』だったという戸北さんだが、今回のインタビュー取材も初めての体験だとか。緊張しながらもキャスターを目指したキッカケや研修で苦労したことを語ってくれました。
日本酒検定２級を持っています！
――今回が初インタビューとのことですが、緊張されていますか？
戸北 はい。緊張しています……。以前に美学生図鑑っていうウェブサイトに載せていただいたことはあるんですけど、キャスターになってからは初めてなので……。
――拝見しました。お酒が好きなんですね！
戸北 全然強くはないんですけど、好きです！ 大学のある京都は酒どころで、次の日の予定がなければ、よく酒蔵に行っていました。日本酒検定２級を持っているので、もっと勉強しようと思って、メモを持って行くんですけど、１杯飲んだらつい忘れて試飲を楽しんでしまうんです(笑)。今は京都から通っているので、引っ越したら関東のお酒も楽しみです。
――現在、大学４年生で学業に加え、京都から出演のたびに通うのは大変そうです。
戸北 そうですね……片道４時間かかります。移動時間も有意義に使おうと思って、本を読んだり、勉強したりしていたんですけど、そうすると、めちゃくちゃ疲れてしまって。なので、最近は大好きなaikoさんを聴きながらゆっくり過ごしています。今は“通い”ということもあって、出演できる時間帯が限られてしまっているので、上京したらいろんな時間帯に出演したいです。
――出演したあとにさらに４時間はきついですね……。在学中で研修もなかなか参加できず苦労したとか。
戸北 卒業論文を書きながら合間を縫って研修を受けて、というかたちだったので、同期の“のんちゃん”(大島璃音キャスター)にひとりで研修を受けさせてしまうことも多くて……。申し訳ない気持ちと、どんどん置いていかれてしまうのでは、と焦る気持ちが常にありました。１回ずつあいだが空いてしまうと、なかなか吸収している実感もなくて……。
そんな苦労もありましたが、今まで知らなかった細かいお天気の知識や、カメラに向かっての話し方など「今日はどんなことを知ることができるんだろう？」と、毎回ワクワクする気持ちや充実感にあふれていました。
――特に苦労した研修はありますか？
戸北 全国クロマキーっていう、緑の背景に写っていない日本地図を指さしながら話す研修があるんですけど、全然慣れなくて。デビューした今でも、全国クロマは緊張します……。放送前にしっかり準備ができていれば、大丈夫なんですけど、練習ができないと緊張が先に来てしまって、うまくできなかったりしてしまうこともありますね……。
でも、抜き足差し足みたいな、不審な動きはなくなったと思います。スタッフさんからは歌舞伎みたいな動きだって言われたりしてました(笑)。体の向きと原稿の内容、手の差す場所とマルチタスクすぎて大変なんです(笑)。