現在放送中のドラマ『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系/日曜9:00~)で、主人公の仮面ライダーギーツたちと敵対する悪女・べロバを演じている16歳の並木彩華。ミステリアスな雰囲気で、抜群の存在感を放つ彼女に、“大人っぽすぎる!”と驚きの声と注目が集まっている。今回ニュースクランチでは、今作への想いや、お芝居への向き合い方について伺いました。

べロバは“私にハマってる気がする”と思いました 

――少女マンガ誌『ちゃお』(小学館)のモデルを選出するオーディション『ちゃおガール☆2017オーディション』でグランプリを受賞し、小学4年生で芸能活動をスタートした彩華ちゃん。“ちゃおガール”としてデビューした当初から、お芝居のお仕事も視野にあったのでしょうか。

並木 全くなくて、むしろお芝居は苦手でした。当時はダンスや発声などいろんなレッスンを受けてたんですけど、お芝居が全然うまくできなかったんです。でも、中学1年生のときにYouTubeの配信ドラマバラエティー『突然ヒロイン~少女まんがみたいな恋、 しよっ!~』で、初めてお芝居のお仕事に挑戦させていただいて、“あれ、楽しいかも!”って気づいて。今ではお芝居が大好きです。

――現在出演中のドラマ『仮面ライダーギーツ』のべロバ役が話題です。出演が決まったときのお気持ちは覚えてますか。

並木 もちろん覚えてます! オーディションの翌日に結果が知らされたので、すぐには気持ちが追いつかなかったんですけど、本当にうれしくて、その日は勉強が手につきませんでした(笑)。あとは、お芝居のお仕事が本格的にできるっていうワクワク感も大きかったです。

――オーディションでは手ごたえはあったんでしょうか?

並木 じつは、めちゃくちゃありました(笑)。今までオーディションで自信を持てたことってなかったんですけど、べロバについては“私にハマってる気がする”と思ったんです。

――本能的に感じるものがあったんですね! いざ演じるとなって、台本を読んだときの印象、感想は?

並木 これまでのレッスンではナチュラルなお芝居をずっと練習していたので、今まで演じたことのない役柄で難しそう、と。でもその分、やり切ったときの達成感も大きいだろうなって思いました。「仮面ライダー」って、それぞれのキャラクターが濃くて、そのわかりやすさが大事だと思うので、そこは意識しながら演じたいとも思いました。