関西テレビで毎週土曜日に放送されている『土曜はナニする!?』。8月5日の放送には、受験食事マイスター・表洋子が出演。著書『おにぎりと味噌汁だけ』でAmazon専門料理部門の1位を獲得した彼女が「夏バテ解消のみそ汁」をテーマに、簡単に作れる4つのレシピを紹介した。

夏にこそ飲みたい最強みそ汁レシピ

いま話題の先生を紹介する「予約が取れない10分ティーチャー」に登場したのは、受験食事マイスターの表洋子。大手進学塾で1万人の受験生の食事をサポートしているスペシャリストだ。

先生が紹介したのは「夏の疲れを吹き飛ばせ栄養バランスバツグン! 今こそ飲みたい最強みそ汁」。日焼けでボロボロの肌や夏バテなどの悩みは、おみそのパワーで解決できるという。

おみそは、夏バテ予防に必要なたんぱく質・ビタミン・アミノ酸など栄養素の宝庫。それをみそ汁として飲むことで、汗で失われるミネラル・水分を補給できるのが魅力だ。今回は「サクッと作れて栄養満点のみそ汁レシピ」を4つ伝授してくれた。

1品目は「オクラともずくのネバネバみそ汁」。夏バテ防止だけでなく、美肌効果もある簡単レシピだ。先生のおすすめは粉末タイプの出汁の活用。忙しい朝でも、沸騰したお湯に粉末を入れれば簡単に出汁が取れる。カツオや昆布など、素材そのものを粉末状にしたものを選べば、栄養をまるごと摂取できるので重宝するという。

オクラともずくに加えて、梅干しを入れるのがポイント。クエン酸が豊富に含まれているので、疲労回復効果が見込める。スタジオで試食をしたケンドーコバヤシは、先生の優しい人柄に引っ張られて「すごく爽やかで美味しい」と落ち着いたコメントをし、笑いを誘った。

2品目は「台湾風! 豆乳みそ汁」。肌の老化を防ぎ、保湿効果も持ち合わせている豆乳をたっぷりと使用。おろしたショウガも入れれば、体を温めて発汗を促し、熱を発散させる効果が期待できる。

さらに美味しくするポイントは、お酢を加えること。豆乳が凝固して、食べ応えがアップする。代表して試食をした金指一世は「めっちゃクリーミー!」とカメラに向かって叫んだ。

3品目は「夏野菜たっぷりカレーみそ汁」。パプリカ・ピーマンなどの夏野菜に加えて、ブロック状にカットしたチャーシューを投入。粉末だしとカレー粉を、みそと一緒に混ぜ合わせるエネルギッシュなレシピだ。

夏に最適なみそ汁にするためには、レモンが欠かせないという。クエン酸による疲労回復効果が期待でき、カレーとも相性抜群。安めぐみも「レモンが効いていて、爽やかなカレーのおみそ汁!」とリアクションを見せた。

最後は「さきいかとあさりのスンドゥブ風みそ汁」。先生がスタジオに登場し、お笑いコンビの天才ピアニストと一緒に実演形式で調理を開始。おしゃべりが止まらない二人を微笑ましく見守る先生の姿に、スタジオが温かな雰囲気に包まれていく。

料理は、疲労回復効果のあるさきいかを食べやすい大きさにカットすることから始まり、粉末だしとみそ、コチュジャンを加えていく。貧血予防ができる茹でたあさりは、汁ごと入れると美味しさがアップするという。

あっという間に、火も包丁も使っていない簡単レシピのみそ汁が完成。スタジオからは「夏に超ぴったり」「さっそく家で作りたい」などの感動の声が。

ケンドーコバヤシは「夏は高校野球で泣いちゃうので、これで塩分を補給したい」とコメントし、スタジオが笑いであふれた。

▲もずくとオクラの味噌汁 出典:『おにぎりと味噌汁だけ』(小社刊)