M-1ラストイヤーのツートライブ「全国の人にネタを見てもらいたい」

「ツートライブ」がTwitterのトレンドに！

――ちなみに、1月初旬に『ラヴィット！』(TBS)で行われた「正月-1GP」で優勝されましたが、反響などはありましたか？

たかのり　優勝直後、初めてTwitterのトレンドに「ツートライブ」が入ったので驚きました。そこで僕たちのことを知ってもらうキッカケになったと思います。また、そのあとも番組に呼ばれてロケに行かせてもらって、ありがたい限りです。

周平魂　幸先いい2023年を迎えられました。また正月-1GPだけでなく、1月には『第八回 上方漫才協会大賞』の「文芸部門賞受賞」を2年連続でいただきました。過去にはオズワルドやインディアンスなど、賞レースで結果を出しているコンビも受賞している賞です。

――ますます勢いがつきそうですね！

周平魂　「正月-1GP」は来年以降あるのかわからない、今年突如誕生した賞レースです(笑)。なので、今回の優勝は運の要素が強いです。ただ、M-1に決勝進出した人ってネタの強さと同じくらい、運の強さも絶対持っているんですよね。そういう意味では、運気は高まっているので、漫才ツアーや単独ライブで強いネタを用意できれば、道が切り開けると思います。

たかのり　M-1決勝に行く人って、予選の段階から周囲の芸人たちに「最近、調子ええな」ってめっちゃ言われてるんですよね。面白い芸人はいっぱいいるので、みんな調子自体はいいですけど。それでも、そう言ってもらえるってことは、やっぱり実力もそうですが、運があるからだと思います。今現在、僕たちは“調子いい”と思っていますけど、周囲から「調子いいな」って言ってもらえる空気感を、予選開始まで半年以上ありますけど作っていきたいです。

――改めてM-1への意気込みを教えてください。

周平魂　ミルクさんをはじめ、先輩芸人さんが僕たちをライブやツアーに呼んでくれて「お前たちなら絶対いけるから」って、いつも応援してもらっています。恩返しではないですけど、結果を残してその期待に応えたいです。

たかのり　15周年を迎えますが、今後も僕たちの漫才は続ける予定です。ただ、M-1優勝すれば、今度は全国で漫才ができますし、より多くの人に楽しんでもらえます。そうなるためにもM-1では絶対に結果を出したいです。

――最後に、2023年はどういう年にしたいですか？

周平魂　去年の夏に買ったデニムがあるんですけど、良い感じに色落ちしてきました。今年の夏前に１回洗って色の具合を見たいので、そこに照準を合わせてやっていきたいですね。

たかのり　いや知らんわ！　お前がデニムと革の財布育ててる話。

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