テクニカルライター・田中拓也の『人生変えちゃうアプリ!』。今回ご紹介するのは、カラーパネルを動かすパズルゲームアプリ「I Love Hue Too」です。きれいなグラデーションになるように、カラーパネルを並べる知覚を活用する新感覚のゲームで、スキマ時間にプレイするのにピッタリです。

瞑想をするように没頭できるパズルゲーム

▲「I Love Hue Too」のアプリアイコン

「I Love Hue Too」は、謎解きではなく知覚を駆使するパズルです。ランダムに配置されたカラーパネルを動かして、きれいなグラデーションを作ります。

「I Love Hue」というパズルゲームの第2作目にあたります。ただし前作を知らない人でも大丈夫。最新作から初めてもまったく問題ありません。

ルールはシンプルです。ランダムに配置されたカラーパネルを並べ替えて、固定されたタイルとタイルの間の色相(Hue)を、調和のとれたグラデーションにします。きれいなグラデーションにするには、スペクトル(光の波長)の順に沿ってパネルを並べ替える必要があります。

I Love Hue Tooには、派手なエフェクトはありません。しかし黙々とパネルを並べ替えてしまう中毒性があります。心地よい環境音楽を聴きながら、静かに没頭できるゲームです。

▲「I Love Hue Too」のホーム画面
▲独特の世界観を持つパズルゲーム

グラデーションを完成させよう

操作は簡単です。位置を交換したい2つのパネルをタップするだけです。パネルを直接ドラッグ&ドロップしても構いません。

▲交換したい2つのパネルをタップするか、パネルを直接ドラッグ&ドロップする
▲パネルを並べ替えてグラデーションにする

隣にどんな色のパネルがあるかでも、見え方が変わってくるので、一発で正しい場所を見つけるのが難しいこともあります。しかし、グラデーションが整ってくるにつれて、調和の取れていないパネルは明らかに目立って見えます。違和感のあるパネルを移動して、完璧なスペクトラムを完成させましょう。

正しい場所にパネルを移動すると、周囲のパネルに溶け込むようになじむため、直感でわかります。知能ではなく知覚を利用するというのが、ありそうでなかったタイプのパズルゲームと言えます。

▲揃っていると周囲に馴染むのですぐにわかります

世界平均を超えよう

パズルを完成させるときに、意識してほしいのが世界平均です。それぞれのステージには、最小可能ムーブ数と世界平均があります。ステージを選ぶとき、右上に表示されているのが世界平均です。ペナルティはありませんが、実際のムーブ数を世界平均以下に収めるという遊び方もできます。

▲クリア画面でムーブ数や世界平均が表示される

I Love Hue Tooには、レベルが実に900以上も用意されていますが、すべてのレベルが最初から解放されているわけではありません。実績を解除したときに獲得できるハートが一定数たまって初めて、先のステージに進めるという仕組みです。

▲新ステージに進むときの演出も雰囲気がある

新しいステージでは、パネルの形やパターンの並び方がさまざまに変化し、色相の変化が読みづらくなってきます。

▲さまざまな色使いやパターンが登場する
▲用意されているレベルは900以上

各ステージは、どれも数分で終わるため、スキマ時間にプレイするのにピッタリです。それでいて独特の世界観にハマれるパズルゲームです。考えるのではなく、感じながらプレイを楽しんでください。

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『人生変えちゃうアプリ!』は、次回1/11(月)更新予定です。お楽しみに!!