ニッキューナナ(こっちゃん選手・峯シンジ)が選ぶ、今年の3冊
NewsCrunchオリジナル企画【2022 My Best Book】
2022年を振り返るNewsCrunchオリジナル企画「2022 My Best」。笑えるスケベネタで人気のお笑いコンビ、ニッキューナナに、今年のベストブック3冊を選んでいただきました。

年の瀬となる今だから振り返りたい2022年の思い出。ニュースクランチに登場していただいた方たちに2022年のベストブック、もしくはベストムービーを紹介してもらう「2022 My Best」。
笑えるスケベネタでYouTubeチャンネルの登録者数が29万人を超えている人気のお笑いコンビ、ニッキューナナのこっちゃん選手・峯シンジのお二人に、今年のベストブックを3冊選んでいただきました。
◆こっちゃん選手の3冊
『あの日を刻むマイク~ラジオと歩んだ少年~』武井照子
あの日を刻むマイク ラジオと歩んだ九十年/武井 照子 | 集英社 ― SHUEISHA ―
大正から令和へ──。97歳が自身の手で綴ったラジオと日本の歴史。ラジオ番組の制作者として、長年日本語の「声」を追求してきた武井さんの自分史が、公の歴史に埋もれずに、生き生きと描かれています。谷川俊太郎一九四五年八月十四日、当時二十歳のアナウ…
著者である武井照子さんの実体験を詰め込んだ本です。大正時代の幼い武井さんが経験した海水浴やおまつりなど、現代に生きる私たちには馴染みのない昔ながらの文化が楽しくてサクサク読めました。戦争にまきこまれた青年期、大人になってからラジオのパーソナリティとして日本を見てきた武井さんの話は物語のようです。文体がとにかく読みやすいです。
『無人島に生きる十六人』須川邦彦
『無人島に生きる十六人』 須川邦彦 | 新潮社
大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた! 明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流な
嵐で船が難波し、無人島に流れついた十六人の男たちのサバイバル物語です。水を確保したり、火を確保したり見たいもの全てが見られます。わくわくする冒険ものが読みたかったら、ぜひ読んでみてください。しかも全て実話なのがすごいところですね。
『夜のピクニック』恩田陸
『夜のピクニック』 恩田陸 | 新潮社
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生
全校生徒が夜中じゅう80km歩き通す「歩行祭」という学校行事があり、歩きながら家族のこととか恋のことを話していくというお話です。自分の学生時代、男子に声かけるときドッキドキだったなーとか忘れていた感情も思い出せます。主人公・貴子が歩行祭中にやっている小さな賭けが物語の肝です。場面がほぼ歩いているところなのに飽きずに読めます。会話や心理描写で物語が進んでいくのが楽しいです。
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