さんま「人を楽しませることを時給換算したらアカン」ジミー大西への金言
この作品だけはナンボつけられても売りたくない!【Crunch-book-intervieW-後編】
現在、画業30年の集大成とも言える全国巡回展を開催中のジミー大西。そんな彼が一度筆を折った理由と、また画業を再開したきっかけとなった明石家さんまの言葉を明かす。

今後はモニュメントも作ってみたい
――それぞれに思い出があると思いますが、そのなかでもジミーさんがお気に入りの作品はありますか?

ジミー (自身の画集を見ながら)これかな、グッチのために描き下ろした「ファッション」って作品なんですけど、初めて絵に立体を取り入れた作品なんです。真ん中に馬がいるんですけど、この色をもう一回再現しようと思っても絶対できない。基本的にどの作品も値段がつくなら売ってくれていいですよ、って言ってるんですけど、これだけはナンボつけられても売りたくないな~。
――売りたくない作品がある、というのがジミーさんが芸術家たるゆえんだな、と今話を伺っていて感じました。個人的にはbloodthirsty butchersというバンドの「未完成」というアルバムのジャケットになっている絵がとても好きです。
ジミー あった!! ありましたね、あれもう誰かに売ってもうてるわ。とっといたら良かった(笑)。

――(笑)。今回の個展では、親交の深い放送作家の高須光聖さん監修で、パフォーマンスアートに挑戦されたり、ジミーさんが在廊される「ジミーの部屋」という展示もあったり、さまざまな人が楽しめる仕掛けがたくさんありますね。
ジミー 高須さんとは古い付き合いなので、いろいろ相談して作りました。パフォーマンスアートのVTRと、実際にそれで出来上がった作品が展示されます。VTRは会場に来た人しか楽しめないので、実際に見ていただきたいですね。ジミーの部屋は、よしもとから「何してもいい」って言われてるので…パンダみたいにずっと寝といたろうかな(笑)。でも、描かなきゃいけない絵もあるんで、絵も描くと思います(笑)。
――1年かけて全国9会場を周る、これまでの集大成のような個展ですが、今後新たに挑戦してみたいことはありますか?
ジミー 最近はブルーマングループみたいな、ああいうパフォーマンスをやりながら作品を作るのを、ニューヨークのオフ・ブロードウェイでやってみたいなと思ってます。ああいうのをやるなら、ヨーロッパよりもアメリカな気がしていて。絵も楽しいですが、モニュメントも作ってみたいですね。

「お前は絵を習うな」明石家さんまからジミー大西へのアドバイス | WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
ジミー大西が、お笑いと同じぐらい熱をもって取り組み、世界中の人々から評価されているのが画業。その画業が今年30年を迎えることを記念した全国巡回展が開催中だ。
ジミー大西 展覧会『ホームタウン』
ジミー大西 展覧会『ホームタウン』公式サイト。2024年7月19日(金)長崎歴史文化博物館から全国を巡回!画家・ジミー大西の作品に影響をあたえる「場所」に焦点をあて、その創作活動の真相に迫る大規模原画展。
- 写真 :
- 谷川 嘉啓







