「学歴がないんだから料理で女を落とせ」人気シェフ桝谷周一郎を奮起させた先輩の言葉
バブルに沸く東京と同じようにギラギラしていた20代の思い出【Crunch-youtube-IntervieW-前編】
25歳で代官山オステリア ルッカをオープンさせ、50歳を過ぎて始めたYouTubeが話題の人気イタリアンシェフ・桝谷周一郎氏が、下積み時代とバブルに沸く東京の思い出を語る。

「シェフはホストであれ」そう思っていた20代
Accaで勉強したのち、紆余曲折あって、その3年後に独立することができました。場所は代官山、といってもへんぴなところでしたが。でも、25歳までに店を出すという夢を叶えることはできました。
「ルッカ」と名付けたのは完全にインスピレーションです。同じ名前の都市があるってことも知りませんでしたから。
念願だった自分の城を持ったものの、そもそも交通の便が悪いから人が歩いてない(笑)。もちろん客は来ないから、店を回すのに必要なお金は、別のアルバイトをして稼いでいました。
「自分はこの世界でとにかく名を成すんだ」
「有名な料理雑誌の表紙になるんだ」
あの頃は、ギラギラしてましたね。

僕がとった戦略はシンプルに薄利多売。Accaでは8800円で出していたフルコースを、こっちは4000円で出す。もちろん食材だってこだわりました。とにかく採算は度外視で手を抜かない。店の評判を高めることを狙いました。口コミにかけた結果、次第に食通たちがおもしろがって来てくれるようになり、ようやく店は軌道に乗ります。
当時は寝なくたって全然平気。仕事がとにかく楽しかった。50歳を越えた今だと、とてもあんな働き方はできないですね。
そして、女の子ともたくさん遊びました。
料理を出したあとに感想を聞きに行ったり、店が終わったあとに飲みに行くこともありました。
「シェフは料理人と同時にホストであれ」
これは昔、勤めていた店のオーナーの教えで、僕はそれを愚直に実践していただけです(笑)。仕事に遊び、僕の20代はとても充実していたんでしょう。
(取材:キンマサタカ)
≫≫≫ 7月13日更新の後編に続く
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- キンマサタカ
- 取材 :
- キンマサタカ







