「ついてこい」と言わないモナキ――初Zeppツアーで見えた、4人が愛される理由【ライブレポート】

モナキは「こんなもんじゃねぇ」
「純烈さんの後を追って、日本武道館に立ちたいです!」
おヨネがそう宣言すると、ケンケンも「みんなとなら立てる気がしました」と続ける。
そして本編最後の曲は「こんなもんじゃねぇ」。
「まだまだモナキもこんなもんじゃない。モナカマのみなさんもこんなもんじゃない」
その言葉に、会場から大きな歓声が返ってきた。
アンコールではプロデューサーの酒井一圭もステージに登場し、Zepp Fukuoka、Zepp Sapporoでの追加公演、クリスマスイベントの開催などが次々と発表された。

さらには、2027年に大阪城ホール、そして2028年には日本武道館へ――という大きな未来まで飛び出した。
数カ月前まで、Zeppに立つことさえ夢だった4人である。
けれど、不思議と無謀には聞こえなかった。
なぜなら彼らは、一度も「俺たちが連れていく」とは言わないからだ。最後まで、「みんなとなら」と言う。
スターとファンではなく、同じ道を進む仲間。
だからファンネームも、“モナカマ”なのだろう。
若くなくてもいい。遠回りしてもいい。一度諦めたっていい。かっこ悪くても、はみ出してもいい。それでも人生は、「こんなもんじゃねぇ」。
最後にもう一度『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』を歌い、笑顔で初のZeppツアーを締めくくった4人。

ステージの上と客席の境界線が消えていくような光景を見ながら思った。
モナキが届けているのは、歌やダンスだけではない。
「まだ、ここから始めてもいい」――。
そんな小さな勇気なのかもしれない。
SET LIST
ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど
キミとボク(オリジナル:純烈)
星降る街角(オリジナル:敏いとうとハッピー&ブルー)
桜坂(福山雅治)/サカイJr.
大空と大地の中で(松山千春)/じん
2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-(郷ひろみ)/ケンケン
ラブユー東京(黒沢明とロス・プリモス)/おヨネ
YAH YAH YAH(CHAGE and ASKA)/ケンケン&おヨネ
想い出がいっぱい(H2O)/サカイJr.&じん
渋谷で5時(鈴木雅之&菊池桃子)/おヨネ&サカイJr.
学園天国(フィンガー5)
すみなすものは心なりけり
ねがい
こんなもんじゃねぇ
EN. ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど









