「球団職員」高木大成。どう評価されるかが後進の未来に直結する

「元選手」の頑張りが、セカンドキャリアを切り拓く
ただ、今自分がやっていることも、それにつながると思っています。与えられた仕事を一生懸命やる。それを上長がどう評価するか。「元野球選手でも使える」と思ってもらえるか。それとも「やっぱり元野球選手だから使えない」という評価になるか。私がやっていることが、「プロ野球選手のセカンドキャリア充実」に直結していると考えています。
当然ではありますが、私が引退した後だけでも、すでに何人も現役を引退した選手がいます。そういう世界です。そのような流れを作っていく、という意味でも自分が頑張らなければならないと感じています。
子どもたちに野球を指導する「アカデミー」ができて、コーチだけでなく、運営スタッフにも元選手が携わるケースが出てきました。
「デジタル・ネイティブ」とも言われる、生まれながらに電子機器を操る世代の選手が増えて、PCを苦もなく扱う選手も増えてくるでしょう。そして、私を含めた元選手たちの頑張りが、セカンドキャリアの道を切り拓くはずです。
前回、前々回と、球団職員のさまざまな職種を紹介しました。自分が携わってきた仕事以外のことがまだまだたくさんあるので、いろんなことを知りたい、挑戦したいという気持ちも強くあります。
「球団職員」には3タイプある。その中でも元選手が多いのはどれ? | 球団職員の世界 | WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
球団職員といっても、その職種は多岐に渡る。その中でも比較的「元選手」の割合が大きく、現場にもっとも近いと言える球団本部の仕事について、髙木大成が紹介する。
野球経験不問! そこのあなたも「球団職員」を目指してみませんか? | 球団職員の世界 | WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
この連載を読んで「球団職員になりたい!」と考えている人もいるかもしれない。今回は野球経験の有無とは直接関係しない職種について紹介。
事業系から入って営業、広報系のこともやらせてもらいました。まだやっていないのは、ベースボール・オペレーションの部分、ライオンズでいうなら球団本部です。
私の球団職員としてのキャリアは、事業系から入って、今こうしています。もし、球団本部から入っていたら、今どうしているのかなと考えることはあります。
チームに同行するスタッフの一人であったり、編成に関わる立場であったり……いずれにしても、現在とはまったく違う道を歩んでいることは間違いないでしょう。
ひとつ言えるのは、どの仕事を担当することになったとしても「高木が適任だ」と思ってもらえるように、これからも頑張っていくだけ、ということです。
11回にわたってお付き合いいただきましたが、今回が最終回となりました。球団職員の世界、その実態が少しでも垣間見えて、興味を持ってもらえたなら、連載をしてきたかいがあったと思います。このような機会をいただき、ありがとうございました。

球団職員の世界 | WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
選手や監督の仕事ぶりを熱心にチェックしているプロ野球ファンでも、球団職員がどんな仕事をしているかまで知っている人は多くないのではないだろうか。元・プロ野球選手で現・埼玉西武ライオンズ球団職員の高木大成が、知られざる球団職員の世界について語る…

- 写真 :
- NewsCrunch編集部
- 構成 :
- 菅野 徹







