日本のみならず海外でも人気を集め、グローバルアーティストとして活躍するMASHIHOが1st写真集『Dear Ü』(小社刊)を発売。6月21日(土)に発売記念イベントがHMV&BOOKS SHIBUYAにて開催され、イベントに先立ち囲み取材が行われた。

▲ファースト写真集『Dear Ü』を刊行したMASHIHO

寒さに苦戦も「プロ魂の見せどころ!」

自身初の写真集の感想を聞かれたMASHIHOは「カチッとしたものにならないように努力したんですけど、その努力も必要ないくらい撮影は自然体で臨めました。撮影地の台湾はアットホームな感じで、海外にいるというより日本のちょっと日本じゃないようなところに行った感覚。町並みも日本に似ているところがたくさんあって、親しみやすくて楽しめました」と語った。

お気に入りカットについて聞かれると、「2枚あって、1枚目が夜市のカットです。夜市を経験したのは初めてでしたし、ゲームも楽しくて、食べ物も美味しくて、お気に入りの場所になりました。2枚目は、普段自分はあまり着ない服のカットを選びました。……意外と似合ってますよね(笑)? こういう形のサングラスもあまりしないのですが、新しい自分を発見できたかなっていうことで、お気に入りにさせてもらいました」。

▲夜市で撮影したカット(撮影:桑島智輝)
▲サングラスの上からみえる目が素敵な1枚(撮影:桑島智輝)

撮影で印象的だったことについては、「1日だけ山の上の方に行ったんです。その時に結構天候が悪くて、寒いし数メートル先が霧で全然見えない時があって。かなり薄手の衣装だったので、寒さを我慢しながらポーカーフェイスで撮影したのが思い出に残っています。大変ではありましたけど、『プロ魂の見せどころ!』って思いましたし、良いカットが撮れたので大満足です!」と撮影の裏側を教えてくれた。

今回の写真集のタイトル『Dear Ü』に込められた意味については、「ド直球なんですけど、ファースト写真集なので“あなたへ届けたい”という思いでつけました」と話し、続けて、「この写真集はどこかにQRコードが印刷されていて、読み込むと未発表の新曲が聴けるようになっているんです。写真集とバチッとハマっていて、すごく気にいっています」と写真集に入れた仕掛けも披露してくれた。QRコードがどこにあるのか探しながらページをめくるのも楽しそうだ。

今回の写真集について点数を聞かれ、“甘口、辛口どっちでいきましょう?”と記者へ逆質問し、“ちょっと辛口で”と言われると、77点と回答。理由は、「カメラマンの桑島(智輝)さんには、すごく素敵に撮っていただいたんですけど、自分が写真集の撮影に慣れていないこともあったので……。次作があったらまた桑島さんにお願いしたいです!」とストイックなMASHIHOらしい回答だった。

続けて、セカンド写真集を発売するとしたら行きたいところを問われると、「また海外でも嬉しいですし、もちろん日本でも! 東北や四国など行ってみたいですね。自作があれば、よりメリハリをつけた写真集にできればなと思います」と答えた。

QRコードを見つけて、目でも音でも楽しんで!

ファースト写真集でMASHIHOならではのアイデアについては、「撮影地は自然がたくさんの場所だったんですけど、木に登ったり、寝そべったりというのは、自分が“これいいかも!”と思ってフリースタイルでポーズをとっていたら、カメラマンさんやスタッフさんから“いいね!”という声をいただいたので、かなりテンションが上がりながら撮影できました。……あっ、もちろん危ないことはしていません!(笑)」と撮影の思い出を語った。

最後に「オフの自分がたくさん載っているので、ぜひ丸ごと1冊MASHIHOが載っている写真集をみていただけたら嬉しいです。写真集に入っているQRコードを探してもらって、目でも音でも楽しんでいただければと思います!」と写真集をPRして、取材会は終了となった。