おはようございますこんにちはこんばんは、番組プロデューサーのTPこと高橋です。「TPコーポレーション東京X」という変な名前の会社の社長をやらせてもらっています。TPは「高橋プロデューサー」の略です。
僕には小6と小3の娘がいるのですが、娘たちには僕よりも尊敬している「P」がいます。それが、YouTube「ろこまこあこチャンネル」のスタッフ「ないP」です。「ろこまこあこチャンネル」は、ティーン3姉妹ろこ・まこ・あこの日常をありのまま映した動画が同世代からの圧倒的な人気を誇っています。チャンネル登録者も100万人超!
娘たちは日々の動画視聴はもちろん、ファンクラブに加入したりグッズを購入したり、ろこまこあこの「推し活」に勤しんでいます。僕が家で何度「ろこまこあこ観てないで勉強しなさい」と言ったことか。

そんな「ろこまこあこチャンネルを」陰で支えるスタッフ「ないP」のことも、ろこまこあこと同じくらい娘たちは尊敬しており、「ろこまこあこチャンネルが面白いのはないPがいてくれるから」と言っています。僕は同じ「P」として、ないPさんに人気YouTubeチャンネルを運営する秘訣などの話を聞いてみたくなり、この場を借りてインタビューをしてみることにしたので、今回はその対談の様子を書き記したいと思います。

ろこまこあこ3姉妹がオーディションに来た!
TP:ないPさん今日はよろしくおねがいします! まさかインタビュー引き受けてくれるとは思いませんでした。
ないP:よろしくおねがいします。僕の会社でチームのメンバーを新たに採用していくべく、もう少し情報を発信していこうかなと思い、今回インタビューを受けさせていただこうと思いました。
TP:なるほどですね。ってことは、ろこまこあこチャンネル以外のお仕事も結構やられてるって感じなんですか?
ないP:それが全くやってないです。
TP:え! すごいっすね。ろこまこあこ1本! そもそもどのようにして「ろこまこあこチャンネル」に関わるようになったんですか。
ないP:通販とかメディアとかいろいろやってる、いわゆるベンチャー企業みたいな会社に新卒で入社したんですけど、そこで最初ウェブのメディアをやってて。YouTubeチャンネルとか作ったらどうだみたいな話が2019年ぐらいから動き始めて。そのときにキッズ向けのチャンネルを作ろうってなって。そのオーディションに来たのがろこまこあこ3姉妹だったんですよ。
TP:なるほど。それが「ぷぅキッズチャンネル」ですね。娘たちから聞いたことあります。その頃にはもう可能性を感じていたんですか?
ないP:その時は「何が得意」とかは正直分からなかったんですけど、特に長女のろこちゃんから「YouTubeが大好き」という気持ちが伝わってきて、3人がオーディションに合格することになりました。そこから、会社のYouTubeチャンネルで1年ぐらいやってて、全然結果は悪くなかったんですけど、会社の方針でチャンネルを閉じることになって、会社のチャンネルではなくて、3人個人のチャンネルがスタートした感じです。
TP:じゃあ、今のろこまこあこチャンネルがスタートしたのがその時期ってことですね?
ないP:そうですね。ただリアルな話を言うと、やっぱり「ろこまこあこチャンネル」をいきなりやるって言っても、僕ともう1人のスタッフと、3人のお母さんだったんですけど、収益的には全然ない状態なので、2020年の夏に転職しました。
TP:どんな会社に転職したんですか?
ないP:○○○(大手YouTuber事務所)なんですけど。
TP:○○○では何やられてたんですか?
ないP:○○○では、いわゆるゲーム系のクリエイターのマネジメントみたいなところをしていて。ただ、正直言うと○○○にいたのは3、4ヶ月とかです。
TP:あれ? すぐ辞めるんですね。
ないP:そうです。すぐ辞めて「ろこまこあこチャンネル」1本だけになりました。
TP:ろこまこあこは、別に○○○に所属とかじゃないですもんね。
ないP:じゃないですね。もう完全にフリーでやってます。
TP:○○○辞めた頃って「ろこまこあこチャンネル」は登録者どれぐらいだったんですか?
ないP:10万人ちょっと行ったぐらいですね。
TP: いやー、それすごいっすね! それで1本で行こうと思うの、無理だなあ…。
ないP: そうなんすよ。ただ、1つは家族がそこに理解を示してくれたっていうのはすごく大きくて。TPさんも独立なさったときに奥様に背中押してもらった、みたいな記事を拝見したんですけど、僕も妻が「まあなんとかなるでしょ」みたいな感じで言ってくれたんで。
TP: ご結婚されて子供もいらっしゃるんでしたっけ?
ないP:はい、5歳の娘がいます。