たくさんの方の背中を押すお手伝いができたら
――BEYOOOOONDSが少しでも気になる方は、ぜひ手に取っていただきたいですね。
高瀬 ずっと私たちを応援してくださっている方とか、少しでも知ってるよっていう方は、より新たな魅力を発見できる1冊にしていただいたなあと思いますし、この本をきっかけに好きになってくださる方も増えたらいいなって思います。
――実は今回、カバーを外した本表紙にもBEYOOOOONDSがたくさん詰まっています。
高瀬 中の写真は大人っぽい表情とか、いわゆるグラビアっぽい、プロの方が素敵に撮ってくださった私たちだけど、カバーを1枚ペラっと外すと、普段の私たちの素に近い、面白くて楽しいところが見られて、1冊で何度美味しいんだろうと思います(笑)。これはカバーありでもなしでも飾りたいですね。
――2冊はマストで(笑)! そんなBEYOOOOONDSは、このオフィシャルブックの発売日でもある8月7日にデビュー3年目を迎えました。Hello!Projectの新グループができたりと、いよいよBEYOOOOONDSも末っ子グループではなくなります。後輩もたくさん増えたと思いますが、今気になっている後輩はいますか?
高瀬 個人的な感情として気になっているのは、モーニング娘。’21の山﨑愛生ちゃんです! パンダさん好きで有名ですけど、私もパンダが好きで。私、たぶん唯一愛生ちゃんからパンダ呼びを許された人間なんですよ(笑)!
――え! それはすごい!
高瀬 実はだいぶ前からパンダが好きっていう話をしていたんですけど、そのときからずっとパンダって呼んでたから、どうなんだろうって思いつつ、本人に直接聞いてみたんですよ(笑)。“私もパンダさんって呼んだ方がいいのかな? どう思ってる?”って。そしたら、“高瀬さんが好きなのはパンダなので大丈夫です!”って言われたんです! かなり年下なんですけど、考え方が未知数だなって思ったし、それがすごく面白いなと思いながらいつも見ています。
――パンダとパンダさんは別物なんですね(笑)。
高瀬 愛生ちゃんいわく、違うみたいです(笑)。そんな発想があると思っていなかったから、その発想力にも驚かされましたね。あの年齢でそういう独自の理論があるのが面白いし、末恐ろしい後輩だなと思っています(笑)。
――くるみんがパンダ好きになったきっかけはあるんですか?
高瀬 きっかけがあったわけではないんですけど、動物モチーフで一時期可愛いなあと思ってよく見るのがパンダだったんです。パンダって白と黒で完結できるし、どのパンダも大体同じところで白と黒に分かれているのに、1頭1頭違うじゃないですか。それが魅力的だなと思ったし、日本では何カ所かでしか見ることができないというレア感みたいなものにも惹かれて、いつの間にかパンダいいなあと思うようになりました!
――なるほど。いつか、くるみんと愛生ちゃんの対談も見てみたい(笑)。それでは最後に改めて3年目の目標を教えてください。
高瀬 普段発信しているSNSのコメントなどを見ていて、少しずつBEYOOOOONDSとしても、高瀬くるみとしても知っていただけているんだなって実感することが増えたんですけど、だからこそもっと私たちのこういうところを知ってほしいとか、もっと私のこういう一面を見てほしいっていう欲が生まれてきたんです。今回の『BEYOOOOONDS②』もそうですし、カゴメさんと2年連続でコラボレーションさせていただいたり、個人としては声優のお仕事をさせていただいたり、ありがたいご縁が重なって、いろんなジャンルのお仕事に挑戦させていただいているので、もっともっとたくさんの方に知っていただけるようにハングリー精神を持ってガツガツしていきたいです。BEYOOOOONDSの曲は前向きな曲や応援ソングが多いので、3年目もたくさんの方の背中を押すお手伝いができたらいいなと思っていて。“頑張ってね”じゃなくて、“一緒に頑張っていこうね”っていう風に、皆さんと一緒に頑張るというのが私たちの持っている良さだと思うので、私たちももっとたくさんの方に知っていただけるように頑張って、BEYOOOOONDSが何かのきっかけになったり、たくさんの人の背中を押せるように輪を広げていける1年にしたいです!
〇ビヨーンズ[YouTubeチャンネル]
衣装協力:撫松庵(@bushoan)