グラビアアイドル麻倉瑞季が、敬愛するVTuberと対談する企画、麻倉瑞季の「あしゃくの異空間」。今回は「にじさんじ」所属の健屋花那(すこやかな)が登場。

にじさんじという人気VTuber/バーチャルライバーグループにおいて、個人のYouTubeチャンネルも60万人に達する勢いの彼女に、メロメロな麻倉はどこまで迫ることができるのか! 対談はオタク談義にも及びました!

▲(左から)麻倉瑞季、健屋花那【麻倉瑞季の「あしゃくの異空間」第4回-健屋花那(前編)-】©ANYCOLOR, Inc.

応募するまでにじさんじは知らなかったです

健屋花那(以下、健屋):あー! 赤髪かわいい~!

麻倉瑞季(以下、麻倉):おつかれさまです…ってええ! いきなりありがとうございます!

健屋:最近変えたんですか? X(旧Twitter)では黒髪だったから。

麻倉:そうなんです、嬉しい…。この連載ではいつもそうなんですけど、今日はめっちゃオタク出ちゃうと思う…。

健屋:(笑)どんどん出してください。

麻倉:もともと、健屋さんを知ったきっかけは、QuizKnockの伊沢拓司さんと林輝幸さんとの対決の切り抜き動画だったんです。もちろん、存在は知っていたんですが、しっかりと追わせていただいてたわけではなくて…すみません、めっちゃ早口になってますね。

健屋:(笑)。

麻倉:その動画を見て、医療系の問題をどんどん正解していく健屋さんを見て“カッコいい!”って。“にじさんじ※1って頭いい人いるんだ!”って。

健屋:(笑) 頭いい人、いますよ!

麻倉:ああ、すみませんごめんなさい、いやそれはもう後々知っていくんですけど、その時はまだVTuberさんに知的なイメージがなかったんです、すみません……!

健屋:(笑)

麻倉:そこでもうガッツリ心奪われまして、どんどん追っていくうちに、今度はにじクイ※2で、お酒を飲まれる所を拝見したんですけど、あんなに知的な人が、お酒を飲むとフワフワになって溶けちゃってて。そのギャップが私大好物なので、そこでもっと好きになりました。

健屋:そういう所も見たうえで、好きと言ってくださるのはとても嬉しいですね。

麻倉:もともと医療従事者だった健屋さんが、どうしてにじさんじに入ろうと思ったんですか?

健屋:理由はいくつかあるのですが、例えば、患者さんに“健康に気をつけてくださいね”“手洗いうがいしてくださいね”というのをひとりひとりに言っていくよりも、配信で伝えたほうが、もっと多くの人に健康になってもらったり、笑顔になってもらったりを届けやすいなと思ったんです。

麻倉:なるほど、とっても素敵。

健屋:あとは、お芝居が好きで、お芝居ができる場所がないかなと探していたのもあります。もともと舞台も出ていたんですけど、その時にVTuberが歌手としてデビューする時代だったんです。その時に、友達に“にじさんじがオーディションやってるから、受けてみない?”って誘われたんです。でも、その時点でにじさんじは知らなくて。

麻倉:えーっ、そうなんですね。

健屋:しかも、オーディションの前日とかだったんです。その日のうちに資料を作って、動画を友達に作ってもらって送って。そうしたら、すぐに“一次審査通過しました”って連絡が返ってきて。“こんなにすぐに合格通知が来るなんて、絶対に怪しい所だ!”って思って(笑)。

麻倉:あはははは(笑)。

健屋:全然そんな事なかったんですけど、知らなかったので(笑)。そのあとも半信半疑だったんですけど、気づいたら合格していて。自分がやりたい事、お芝居の面でも、皆さんの健康への意識を高めることでも、こんなに効率が良い事ってないな、と思ったんです。当時はにじさんじでは樋口楓※3さんがライブをされていて、VTuberから歌手になった人がいるから、これからVTuberから声優になる人も現れるだろうな、と思ったのもきっかけですね。

健屋花那は嘔吐フェチ?  

麻倉:なるほど。VTuberの活動において、心がけていることはありますか?

健屋:自分の良い面を見せる、という事を意識しているかもしれませんね。私自身の明るかったり、楽しかったり、良い面をなるべく見せようと思って活動しています…なんか麻倉さん相手だと喋りすぎちゃうかもなので、マネージャーさん、止めてくださいね(笑)。

麻倉:(笑)私は、麻倉瑞季という名前で芸能活動しているんですけど、その大部分は本名である山下瑞季が占めていると思ってて。

健屋:本名を出しても大丈夫なんですか?

麻倉:大丈夫なんです、うちのオタクは知ってるし、ネットでも晒されてるし(笑)。だからそれこそ麻倉瑞季が炎上しても、山下瑞季が炎上してるのと変わらないというか…隠しているのは性癖くらい(笑)。

健屋:(笑)私はリスナーからは嘔吐フェチを“終わってる!”とか言われますよ。

麻倉:えー、でも嘔吐フェチ※4いません? 私は良いと思う!

健屋:良かった、安心した(笑)。

麻倉:どっちが好きなんですか? 吐かせるのが好きなのか、吐いているのを見るのが好きなのか。

健屋:これは悩ましいですね…。

麻倉:あはははは(笑)。

健屋:ふふふ。吐いているのを見るのも好きだし、もし“吐かせて”って言われたらドキドキしちゃうかも、ふふふ。

麻倉:かわいい(笑)。

健屋:私のリスナーで、これまで胃カメラが苦手で辛かったんですけど“これが触手プレイ※5だと考えたら頑張れました”って言ってる人がいて、それはなるほど! と思いました。

麻倉:(笑)面白い! でも、健屋さんの届けたい“健康に意識を持って欲しい”という面においては、苦手なものに意識を変えて検査する、って凄く意義深いですよね。

健屋:実はそうなんです。麻倉さんはどうですか?

麻倉:私はもう全然ダメで、上手く吐けないんですよ、オエ、ってのがずっと続いちゃう感じ。

健屋:それってお得じゃないですか?

麻倉:あはははは(笑)。

▲「健屋さんと嘔吐フェチの話で盛り上がれるなんて…!」(麻倉瑞季談)©ANYCOLOR, Inc.