男女で違う? 卒業への想い
ワニ 4月になりましたが、卒業ソング対決・後編をお願い致します。前回は、大好きな斉藤由貴さんへの想いが爆発していましたが……。
りか 語れて良かったです。やっぱり斉藤由貴さんは憧れの人でもあるし、唯一無二。歌詞の解釈も納得できて、凄く興奮しました(笑)。
ワニ それではその興奮冷めやらぬまま、後半戦の白組をどーぞ!
りか チェッカーズの『MY GRADUATION』です。
ワニ 珍しいアルバム曲ですよね。
りか 元々チェッカーズは大好きで、この『GO』というアルバムの頃のチェッカーズは特に好きなんです。それに、斉藤由貴さんの『卒業』に対して、男性目線の卒業ソングとなったら、これしかないなと思いました。
ワニ ただ斉藤由貴さんの『卒業』は、いかにも卒業の切なさや寂しさを表現してある一般的にも代表的な卒業ソングですが、こちらは少しポップなドゥーワップソングですよね。
りか 男性の気持ちを考えると、これがリアルかなと思うんです。女の子の卒業とはとらえ方が違う。
ワニ 女子からしたら、“卒業”は一大イベントです。
りか 男子は思い出としては沁みるけど、いつまでも悲しんでいるというイメージはなくて、おめでたい感じも大きい気がします。だからポップな曲が似合う。
ワニ 節目ではあるけど、通過点的な?
りか 友達、先生、みんなに対して、おめでとう! って捧げているのかな、と。でも女子はどうしても、好きな人とこれからどうなる? 離れてしまったら……と思ってしまいますよね。卒業に対して恋愛問題が、大きな比重を占めているんでしょう。