まさに“尊い”って言葉がぴったりなんじゃないかなと

――完成した『BEYOOOOONDS②』をご覧になってみていかがでしたか。

一岡 このオフィシャルブックがBEYOOOOONDSみたいだなと思いました。グループの中に3つのユニットがあって、その12人が集まってBEYOOOOONDSになるじゃないですか。このオフィシャルブックも『アップトゥボーイ』で連載していた“びよーんむ”の未公開カットだったりが合わさって1冊になったので、この本自体がBEYOOOOONDSを表しているなと感じましたね。表情や背景とか衣装でそのときのいろんな雰囲気を表せるのが写真のすごくいいところだと思うので、それぞれがいろんな場所で、いろんな衣装を着て撮影していただいて、こういう風に形として残すことができたのが素敵だなって思います。

――特に“びよーんむ”は1年間を通しての連載だったので、それぞれの衣装や背景から四季を感じますよね。

一岡 そうですね。この本でしか見られない写真やインタビューも盛りだくさんなので、本当に私たちの軌跡がたくさん詰まった1冊になったなと思います。

 

――今回の『BEYOOOOONDS②』は、表紙の赤いドレスも印象的です。

一岡 私、この赤いドレスが本当に好きなんです。皆赤が似合うんだなって。赤って情熱的な色じゃないですか。メンバーも皆、気持ちが情熱的だから赤が似合うんだろうなあと思いました(笑)。

――同じ赤いドレスでもひとりひとりの形が違って、それぞれにぴったりでした。

一岡 私はタイト系のドレスを着させていただいたんですけど、普段はあまり着ないような形のドレスだったので、今回着られて良かったです。改めて見ても表紙の皆がきれいすぎて、これは買っちゃうなあと思います(笑)。

――今回は、そのカバーをペラっとめくってみても新しい発見がありますし。

一岡 カバーを外してみると、メンバー同士で撮り合った写真がたくさんちりばめられているので、私たちの素の表情を見ていただけると思いますし、自分で見ても本当に楽しそうだなと思います(笑)。いつも応援してくださる方々が“尊い”って言ってくださるんですけど、これぞまさに“尊い”って言葉がぴったりなんじゃないかなと思いますね。

――スポーツのカットでいっちゃんはバレーボール選手のユニフォームでしたが、この撮影当時、バレーボールのアニメにハマっていたそうで。

一岡 そうなんですよ! この撮影の頃、小林萌花ちゃんにバレーボールのアニメをおすすめされて見始めていたので、ちょうどハマっていたときだったんです。なので、バレーボールのユニフォームを着ると知ったとき、“あ、きた!”と思ったんですけど、スタッフさんがそのことを知っていたわけではないのでびっくりして。“なんで私はバレーボールだったんですか?”って聞いたら、“いっちゃんっぽいなあと思ったから”と言われたのでうれしかったです(笑)。