グラビアアイドル麻倉瑞季が、敬愛するVTuberと対談する企画、麻倉瑞季の「あしゃくの異空間」。今回はキルシュトルテが登場。
くだけた雰囲気の中にも、自身が活動を始める前はVTuberを"おもんない奴がラクして稼いでる"と思ってた、というキレキレのトークや、“パクチー”を自称するキルシュトルテの美学など、赤裸々な対談となりました!
倫理観的に許されるギリギリのところにいる
麻倉:キルシュトルテさんは、ご結婚はされてないんですか?
キルシュトルテ(以下、キル):もちろん、童貞ですんで。
麻倉:そっか(笑)。
キル:キルシュトルテはドイツでさくらんぼのケーキ。で、童貞のこと、チェリーボーイっていうじゃないですか。
麻倉:そういう由来があったんですね……!
キル:ていうかこれ、もうはじまってるの?
麻倉:はい、はじまってます。
キルシュ:2、3確認なんですけど、これ第何回ですか?
麻倉:第二回です、MonsterZ MATEの次。
キルシュ:光栄です、タメ口で良いの?
麻倉:全然、タメ口でOK。私もキルって言うし。
キルシュ:じゃあ俺の話口調、そのまま文字起こししてくれて大丈夫。
麻倉:じゃあ、キルが女、って言ったら、女性、って直さずに、「女」ってそのまま書くね。
キルシュ:もちろん。
麻倉:(笑)私がキルシュトルテをはじめて知ったのは、ニキの動画に出てたときかな。キルについては、VTuberなのにVTuberらしくない人がいるなあ、が第一印象。で、あとから、“あ、葛葉※1でバズった人か”って気づいて。
キルシュ:まあ、第一次葛葉、第二次YouTubeショート、第三次おなけんで知った人、って感じかな、俺のこと知ってる人は。
麻倉:だって、YouTubeショートで一気に登録者数が増えたんだよね?
キルシュ:1ヶ月で10万人増えたかな?
麻倉:すご。で、キルの魅力は…。
キルシュ:これ、きっしょい対談になってない?
麻倉:(笑)いやいや、でもVの最底辺だよね。
キルシュ:そうね、その自覚はある。
麻倉:ただ、ほかとただシモ系やってる人たちと違うのは、倫理観的に許されるギリギリのところを攻めるのがキルシュトルテ。たとえば、AVスプラ※2とかしてないじゃないですか。
キルシュ:してない。そのラインは見極めてるつもり。
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麻倉:ラインを超えない、そこがキルの魅力。あとはVTuberでありながら、VTuberのことを批判したり…。
キルシュ:批判はしてない!(笑) まあ良い文化じゃないですか、だってそのおかげで俺も飯食えてるわけですし。
麻倉:でも物申し系だよね、特にX(旧Twitter)では。
キル:そんなつもりはないけど、端からみたら、そう見えているかもしれないっすねー。
麻倉:そこにシンパシー感じるかもしれない。物申し系ってちょっとイタく見える自覚はあるんだけど、言いたくなっちゃうのはよく分かる。
キル:そうそう、ケチつけたくなっちゃうんだよねえ。
麻倉:それをVの人はブランディングでやらないけど、キルは自由にやっているように見えて、そこは私から見ても凄く羨ましいな。
キル:グラビアの世界は分からんけど、ほかのVの人とかは大変だなと思う。だって、事務所にギャラ半分以上持っていかれて、好きな事もできないで、面白いのかな? と思うけど。
麻倉:でもキルは、ブランディングしないブランディングみたいな所あるよね。
キル:ああ~、まあたしかにそれはある。今はありのままやってるよね。キャラになりきっている感覚もないし、本当全部が地続き。喋り方も普段と変わらんし、エピソードトークもプライベートで体験した話しかしてない。最初はまあ、設定とかあったけど。
麻倉:なんだっけ? 血を浴びる日々に飽き飽きしちゃって…。
キル:(笑) “血を浴びてばかりの日々に嫌気が差しシャバに降りてきた新進気鋭の若き天才エクソシスト”この設定も、今はないっすね。
麻倉:厨二病みたいな。
キル:周りの同業者にイジられるからやめた、ってのは7割位ある。