テクニカルライター・田中拓也の『人生変えちゃうアプリ!』。今回はスマホで名刺を管理できるアプリを紹介。「たしか名刺を交換したはず――」。あるはずの名刺を求めて、引き出しや名刺入れの中を探し回ることがなくなります。

名刺をスマホで管理する

myBridgeのアプリアイコン

名刺交換したことをすっかり忘れていて、仕事の機会を逃してしまうのも悔しいですよね。

たまっている名刺を、もう少しうまく整理できないかと考えている人におすすめしたいのが、LINEが提供している名刺管理アプリ「myBridge(マイブリッジ)」。紙の名刺を撮影するだけでデータ化し、管理するアプリです。どれだけ名刺が増えても、必要な名刺を検索してすぐに取り出せるようになります。

撮るだけなのに正確にデータ化

「myBridge」では、スマートフォンのカメラで撮影して名刺を取り込みます。撮影は1枚ずつですが、まとめて登録できるので手間はほとんどかかりません。撮影すると名刺のトリミングや画質の最適化が自動で行われ、ユーザーはシャッターと確認ボタンをタップするだけで済みます。

「撮影完了」をタップすると写真がクラウドに送られてデータ化されます。すぐに表示されるわけではなく、データ化までに2、3分かかります。その代わり、オペレーターが最終的なチェックを行うので正確です。

名刺の向きを指定して撮影する。撮影完了後、名刺が自動でデータ化される

名刺データには役職や部署名などはもちろん、携帯電話やFAX番号などもきれいに登録されます。電話番号をタップすると電話を発信できますし、電話を着信したときには、連絡先にない相手でも名前を表示するように設定できます。試すとわかりますが、英語やドイツ語の名刺を登録しても、きちんと入力されます。

データ化された名刺。名刺データを連絡先に保存することも可能