12月23日(金)発売のアップトゥボーイvol.322は、最新シングル『ここにはないもの』が発売中の乃木坂46特集号としてお届けします。
今夏、待望の初選抜。選抜メンバーで迎えた全国ツアーでは地元に凱旋、キャンペーンの一環で参加したダンスは流行を超えたバズりを見せ、一躍、時の人に。今作『ここにはないもの』では福神メンバー入りを果たし、ニュースサイトが選ぶ“今年の顔”にもノミネート。2022年のアイドル界、下半期はまさにこの人、金川紗耶のためにあったと言っても過言ではありません。
初選抜直前に撮影されたVol.316のグラビア“まだ見ぬあなたのために、未来のため。”を担当した写真家・西田幸樹さんと再びタッグを組み、ただひたすらに美しいやんちゃんを切り取った巻頭20ページは必見です。
ここでは、特別に誌面カットとインタビュー抜粋を掲載いたします。
※本記事は『アップトゥボーイ 2023年2月号』(ワニブックス:刊)より、一部を抜粋編集したものです。
表紙を飾らせてもらうことは、ずっと目指していたこと
金川紗耶 インタビュー抜粋
――31stシングルでは自身初の福神メンバー として活動中 。そんな怒涛の日々の中で、自分に課しているルールはありますか。
金川 「毎週金曜日のブログ更新! これは『東京パソコンクラブ』が始まったときに決めたことなんですけど、最近はファンの皆さんが金曜日を楽しみにしてくださっているのがわかるし、私も皆さんの反応が楽しみで頑張れています」
――この撮影をしている本日も金曜日なので、これからブログをアップすると思うんですが、今日のこともぜひ触れてもらえたら。
金川 「えー!? もう書いちゃっていいんですか? どうしよう、ファンの皆さんが沸いちゃいますよ‼ うれしい。表紙を飾らせてもらうことは、ずっと目指していたことで。ファンの皆さんもそれを知ってくれているから、私と同じタイミングで喜んでもらえるのが本当にうれしすぎる……」
――よかったです!! お仕事は大充実のやんちゃんですが、オフの日にはどんな切り替えをしているんですか。
金川 「家族との電話です。ツラいことがあったり、何か悩み事があっても家族と話すとすっきりして吹っ飛ぶ感じなんですよ 。 でも実は、ばーって喋っているのは最初の数分だけで、あとはあんまり話してないんです (笑)。ある程度、喋り終えたら、特に話さずに電話口から聞こえてくる向こうの生活音を聞くとはなしに聞いています。たまに家族同士の会話が聞こえてくるんですけど、それを耳にしていると自分が実家で過ごしているような気分になって、すごく落ち着くんです」
中村麗乃は、ザ・アイドルな撮影企画を
続いての10ページには中村麗乃が登場。今シングルでは彼女にとって初となるアンダーセンターを担当。今回は特別感のあるグラビアを……ということで、撮影したテーマは“ベタベタに可愛い麗乃ちゃん”。21歳という年齢的にも、今後はおそらくチョイスしないであろうシチュエーション、衣装での撮影を敢行。こちらも彼女にとって初となる裏表紙を担当、ファンならずとも注目です。
中村麗乃 インタビュー抜粋
――今回、裏表紙を飾っていただいたのは、今作のアンダー楽曲『悪い成分』で初めてのアンダ ーセンターを務めたということがあってのことなんですが、それを知ったときのことを教えてください。
中村 「実は今回、選抜発表があった場でアンダーメンバーのフォーメーション発表も続けて行われたんです。なので、選抜メンバー は発表された時点で立っているし、アンダ ーメンバーも2列目から順に呼ばれて、呼ばれたメンバーは立っていったので、私は最後の最後まで呼ばれなくて座ったままで、 途中からは心臓バクバクでした(笑)」
――発表を受けての周囲の反応はどんな感じでしたか。
中村 「特に3期生は皆すごく喜んでくれて、今もいちばんの支えになってくれています。 特に今のアンダーメンバーで、アンダーセンターを経験済の佐藤楓にはたくさん相談もしているし、フォーメーション的に真後ろにいてくれる伊藤理々杏もすごく心強いです。それと、川後陽菜さん、北野日奈子さんっていう卒業した先輩方からは、わざわざ連絡をいただいて。北野さんは以前から連絡を取り合っていたんですけど、川後さんは久々に、“センターになってうれしかったから連絡した!”って言ってくださって」
5期生より中西アルノが弊誌初登場
そして、乃木坂46特集の最後を締めくくるのは5期生の中西アルノ。彼女だけでなく、今年グループに本格合流したばかりの5期生はみんな発展途上、未完成の状態ですが、そのなかでもスケール感の大きさ、現在と“完成した”ときのギャップが一番大きいのではないかと感じるのが彼女。今回は建設途中の橋梁をメインロケーションに、不思議な魅力を感じさせる10ページに仕上がっています。
中西アルノ インタビュー抜粋
――今夏初めて参加した『 真夏の全国ツアー』は、5期生のアルノちゃんとしても、先輩方ともコミュニケーションを取る機会が格段に増えたと思うのですが、距離が縮まったなと感じているメンバーは?
中西 「久保史緒里さんです。ツアーのセットリストでキャンプファイヤーを囲んで歌うパートがあったのですが、久保さんがソロで歌う姿に感動してしまって。ライブが終わったあと、“すごく素敵でした”と連絡したんです。それがきっかけで久保さんのほうから“写真一緒に撮ろうよ”と声を掛けてくださったり、いろいろとお話をさせていただくことが増えました」
――アルノちゃんから見て、久保ちゃんの歌の魅力ってどんなところですか。
中西 「久保さんは単語を1つ1つしっかりと立てて、大切に歌うんです。乃木坂46の歌は、素敵な歌詞も魅力のうちの1つだと思っていましたが、久保さんの歌う姿を見て、改めて乃木坂 46の歌が大好きになりましたし、これまで聴いていた曲も違ったふうに聞こえてきて。『僕が手を叩く方へ』という曲の冒頭で、“月も星も見えず街灯りさえなく”というフレーズがありますが、久保さんがその部分を歌うとき、聴いている私の頭の中でハッキリとその景色が浮かび上がってきたんです」
――アルノちゃんもデビュー当時から表現力については定評がありますが、久保ちゃんの歌を間近で見て影響された部分もあるんですか。
中西 「はい。久保さんのように、聴いてくださる方々がイメージできるような歌を歌えているかなと考えたときに、自分はまだできていないなと思うことが多かったので、これからは言葉を大切にして歌いたいなと思っています」
『アップトゥボーイ』vol.322は全国の書店、amazonなどネット書店で好評発売中!
『アップトゥボーイ Vol. 322』(2023年2月号)
発売日:2022年12月23日
定価:1,300円(税込み)
判型:A4判・96ページ
付録:B3サイズ両面ポスター1種
発売:ワニブックス