まさかの取材初対応!?

イベント終了後に、マスコミ向けに取材に応じてくれた三人。2022年、きつねダンスの大流行によって取材は慣れているかと思いきや、まさかの取材対応は初とのこと。三人ともバチバチに緊張しているなかで、いくつか質問に答えてくれた。

――今年の9月に刊行されました『フレップとファイターズガールがおしえる きつねダンス公式振り付けBOOK』が増刷もされるなど大人気となりました。感想を教えてください。

滝谷美夢さん(以下、滝谷) 試合のイニング間に踊っているきつねダンスが、こんなにもたくさんの方に知っていただいたりとか、試合以外でも楽しんでいただけていることが本当にうれしいなと思います。

讃岐花笑さん(以下、讃岐) きつねダンスの本、たくさんの方の手に取っていただけて、私たちファイターズガールのことも知っていただく機会になって、本当にうれしいです。

工藤彩音さん(以下、工藤) きつねダンスが本になって、たくさんの方の手に渡って、本当に驚きつつ、とてもうれしく感じています。

――じつは、こういう形で取材を受ける機会がないとお聞きしました。いま、緊張されていますか?

滝谷 三人ともバチバチに緊張しています(笑)。

讃岐 いつもはこんな感じじゃないんですけど(笑)。

――振り付けBOOKの制作というお話が来たときは、どのように思われましたか?

滝谷 自分たちの本が本屋さんに並ぶっていうのが、想像もつきませんでした。でも、本当にすごく光栄なことだなと思いましたし、本を制作していただけるからには、もっときつねダンスを極めるために頑張らないと! と思いました。

讃岐 撮影のときは、三人で「売れるのかな?」っていう心配と不安でいっぱいでした。多くの方に手に取っていただき、増刷までしていただけて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

工藤 きつねダンスが紙の本になるというお話をいただいたときは、本当にびっくりしました。それと同時にすごくうれしかったです。

――きつねダンスの振り付け、それぞれ好きな部分を教えてください。

滝谷 私は最初から二番目に出てくるポーズ(きつねの前足ポーズ)が好きです。人によって差が出るというか、可愛く踊ることができたり、かっこよく踊ることができたり、見え方が違うかなと思います。

讃岐 私は表紙にもなっているポーズ(小動物のポーズ)が好きです。きつねダンスの入りの一番最初の振り付けなので「よし、頑張ろう!」という気持ちで踊っています。

工藤 私は楽曲のアヒアヒアヒーのところ(ガオーのポーズ)です。3回「ガオー」ってやるんですけど、3回とも違う表情をしてみたり、怒り顔とかもやれたりして、とても可愛いポイントだなって思います。

――工藤さんが好きな部分の振り付け、難しいと思うのですが……コツはありますか?

滝谷 そうですね。皆さん一番苦戦する振り付けなのではないでしょうか。コツは肩を前後にしっかり動かすこと。肩甲骨を寄せながら、ぜひ前後に動いてほしいです!

――上半身の動きが多いので、球場で座って観戦しているお子さんから大人の方まで楽しく踊ってらっしゃいますよね。パフォーマンス中、見えてますか?

滝谷 すっごく見えています! 球場で日に日に踊ってくださる方が増えているのは、私たちも感じていました!

――今年、きつねダンスが大流行して、流行語大賞トップテンにもノミネートされるなど、世間の注目度も高かったです。ファイターズガールの皆さんへの関心も、すごく高まったかと思います。球場やイベントでのパフォーマンス時に感じていたことはありますか?

滝谷 日を重ねるごとに、反響の大きさを私たちもすごく感じていました。うれしいことだなと思っていましたし、球場以外の場所でも「きつねダンスだ!」と言ってくださる方が増えたので、知っていただけて本当にうれしいなと思いました。

讃岐 イニング間って去年までは休憩だったり、食べ物を買いに行ったりされる方が多い印象でした。でも、今年は後半戦になるにつれて、きつねダンスはもちろん、きつねダンス以外のパフォーマンスも注目してくださったので、私たちも「いつも以上に頑張るぞ!」という気持ちでパフォーマンスすることができました。

工藤 踊る回数を重ねるたびに、球場でもたくさん踊ってくださる方が増えていきました。イベントでも、小さなお子さんがきつね耳をつけて踊ってくれたりして、とてもうれしかったです。

――今日のイベントもお子さんもいらっしゃって。皆さんのテンションも上がったように見えましたが?

全員 可愛かったです~!

滝谷 あとは、オールスターゲームなどでも、球団の垣根を越えてみんなで「きつねダンス」を踊ることができたので、ひとつになれるというのはいいなと、すごく思いました。