キャンピングカーのシェアリングサービスなどを展開するCarstay(カーステイ)と、奥能登の玄関口といえる穴水町で、“住める駐車場”として知られる車中泊スポット・田舎バックパッカーハウスが連携して、「奥能登応援割キャンペーン」を開始する。
「田舎バックパッカーハウス」の無料体験
「奥能登応援割キャンペーン」は、“動く部屋”としてのキャンピングカーのメリットを活かした能登の復興を目指すツーリズム。夏休みの期間限定で、Carstayのキャンピングカーで能登へと向かう10組が「田舎バックパッカーハウス」での車中泊を無料で利用でき、さらにキャンピングカーの利用料が5,000円分割引になる特別クーポンも提供。
「令和6年能登半島地震」で被災した奥能登地域である石川県穴水町・輪島市・珠洲市・能登町では、現在も宿泊施設が半減している。その多くが復興事業者向けとなっているため、観光客向けの宿泊施設や二次交通手段が不足し、さらに定住人口が減少するなどの課題を抱えている。
旅の“足”となる従来の移動手段と、快適な生活空間を兼ね備えた“動く部屋”であるキャンピングカー。そして、トイレやシャワー、電源設備などを完備した田舎バックパッカーハウスの強みを活かしたツーリズム企画「奥能登応援割キャンペーン」。
能登の現状を体感してもらうことで、「関係人口」づくりや「2地域居住」の後押し、これからの復興支援へとつなげたいと、Carstay代表の宮下晃樹氏は語る。
震災後、Carstayは復興事業者向けにシェルター“動くホテル”として、累計約30台のキャンピングカーを現地に配車し、復興を支援している。
田舎バックパッカーハウスの中川生馬氏によると、今後、年内の完成を目指して、「田舎バックパッカーハウス」はバンライフ / キャンピングカーによる復興の本格拠点として拡大予定。利用者と被災地の人々が交流することで、被災地への関心度が向上し、経済や観光を支援、現地との深い関係構築と絆の強化など、あらゆる側面から被災地を支援してほしいとのことだ。
◆ 予約期間: 2024年7月1日(月)~7月10日(水)
◆ 利用期間: 2024年7月24日(水)~8月18日(日)
◆ 対象車両: 全国のCarstay登録車両(https://carstay.jp/ja/car-list/)
※エアコン付きのおすすめ車両一覧(https://carstay.jp/ja/car-list/whole_location/?airConditioner=true)
◆ 対象利用者:Carstayのキャンピングカーと「田舎バックパッカーハウス」利用者
◆ 参加条件: チャット機能で「田舎バックパッカーハウス」ホストに参加連絡、その後、キャンピングカー5,000円分と、車中泊スポット4,000円分のクーポンを提供(オプション料金は別)
◆ 能登半島の車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス Station 1」
https://carstay.jp/ja/stations/hokuriku/station/5c4489671e56c84f1bb63b7c/
◆ “ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験 『洋上パーティー』
https://carstay.jp/ja/stations/hokuriku/station/5c31b8b8ab763534ed806001/