現在、WOWOWにて放送中のドラマ『連続ドラマW セイレーンの懺悔』に出演中のメドウズ舞良(まいら)ちゃんが登場。ドラマで重要な役を演じている彼女は、いったい何者なのか? プライベートとお仕事の両面で徹底解剖! 撮りおろし写真とインタビューをお届けします!
“泣き”は得意かもしれません
――現在、新木優子さん主演のドラマ『連続ドラマW セイレーンの懺悔』(WOWOW)に出演中です。メドウズさんにとって初の本格的なドラマ出演。決まったときのお気持ちは?
メドウズ 今まで、お芝居のオーディションにずっと落ち続けてきたので、まずやっと受かって嬉しかったです。すぐに原作を買いに行って、脚本も読んだのですが、すごく重要な役をいただいて……。
――ネタバレになってしまうので、詳しくは言えないんですよね!
メドウズ すみません(笑)。役柄としては、遺体で見つかる東良綾香のクラスメイト。自分とはかけ離れた役なので「どうして、この子はこういうことをしてしまうんだろう?」っていう感情の部分から学ぼうと思って、同じジャンルからいろんな作品を観たりしました。
たまたま、うちのお母さんが原作の中山七里さんの作品が大好きで。出演が決まったときに「こういう役が決まったよ」って報告したら、電話で人の感情について、たくさんのことを教えてくれました。
――なかなか難しそうな役柄にチャレンジしているんですね。お話自体もシリアスなサスペンスドラマですが、撮影現場もヒリヒリした感じなんでしょうか?
メドウズ それが全然そんなことなくて、すごく面白い現場です! 監督がジョーク好きな方で。カメラマンさんとも楽しんでやっている感じが伝わってきて、ストーリーとは別のところでは、みなさん和気あいあいとしていますね。私1人でシリアスなシーンを撮るときは、気を遣ってそっとしておいて下さって。
――そういったシーンを撮影する際に気を付けたことは?
メドウズ 私、気持ちは割とすぐに出てくる方なので、撮影の5分前に集中しておけば本番でも涙がすぐに出るんです。もちろん、現場に入る前はいろいろ準備をしていくんですけど、その準備したものを一回ゼロにして、そのときの気持ちを大事に、そのときに感じたものの新鮮さを出せるように意識しています。
――切り替えが得意なんですね。女優さん向きだ。
メドウズ 泣きは得意かもしれません。逆に明るくするのが苦手なんですけど、悲しい気持ちとかはすぐに出てきます。
――今後こういう女優さんになっていきたい、というビジョンはありますか?
メドウズ 基本は何でもやってみたいです。ミステリーとかコメディー、恋愛もののヒロインとか。今回みたいにちょっとキツい役ももっとやりたいですね。演じていてすごく楽しかったんですよ。それに悪役を演じていると、ちょっと姿勢を正しているだけで「実はイイ子なんだ」って思われて、得するかもって思っちゃいました(笑)。
――ギャップですね(笑)。でもそういう意味では、初の本格ドラマで演じた役が、少し難しい役で良かったのかもしれないですね。今後いろんな役に対応できそうですし。
メドウズ 確かにそうかもしれません。さっき、明るくするのが苦手って言ったんですけど、苦手なことも克服していきたいし、コメディーで変顔連発とか、アクションとかも挑戦してみたいです。