現在、WOWOWにて放送中のドラマ『連続ドラマW セイレーンの懺悔』に出演中のメドウズ舞良(まいら)ちゃんが登場。ドラマで重要な役を演じている彼女は、いったい何者なのか? プライベートとお仕事の両面で徹底解剖! 撮りおろし写真とインタビューをお届けします!

大自然の中で育った超優良自然児

――珍しいお名前ですが、本名なんですね。

メドウズ はい。“メドウズ”が苗字で、“舞良”が名前です。メドちゃんでも舞良ちゃんでも、どちらでも好きなほうで呼んで頂ければ!

――名前の由来は聞いたことありますか?

メドウズ 北海道の名寄(なよろ)市出身なんですけど、北海道でも北部にある町で。冬になると、ダイヤモンドダストが綺麗に舞うんです。私のお母さんは大阪出身で、出産のときに大阪のおばあちゃんが手伝いに来てくれていて、そのときダイヤモンドダストが舞っているのを見て、“舞”っていう字がいいんじゃないかって考えてくれたらしいんです。でも“舞”だけだと普通だからカナダ人のパパが、“舞”を使って英語の名前にもなるように“MYRA”って考えてくれて、ママがそれに“良”の漢字をつけてくれました。

――パパとママとおばあちゃん、3人合作の素敵なお名前ですね。

メドウズ はい、とても気に入ってます! 今まで舞良っていう名前の人に会ったことないですし、漢字もバランス良くて。

――生まれ育った北海道名寄市というのは、どんな場所ですか?

メドウズ 旭川から車で2時間くらい北に向かったところにあります。何もなくて、強いていうならイオンが2階建てであるっていう(笑)。ひまわり畑がすごく有名で、西田敏行さんが主演された映画『星守る犬』のロケ地にもなっています。あと、雪質日本一って言われていて、プロのスキー選手やプロボーダーの人も滑りに来るくらい、ふかふかな雪なんです。毎年冬になると雪がたくさん積もるので、毎朝4時くらいに除雪をしてもらわないと家から出られないんですよ。

――雪国は本当大変そうです。幻想的な風景だけじゃないですからね。

メドウズ そうですね。寒いですし(笑)。小学校の頃はバス停まで30分、毎朝歩いていたので寒さにも強かったんですが、中学から車移動になってめっきり弱くなりました。

――通っていた小学校というのは、30分歩いてバスに乗らないといけない距離にしかなかったんですか?

メドウズ いえ、私の住んでいる町にも小学校はあったんですが、パパの教育方針で少し離れた町の全校生徒15人くらいの小学校に通っていました。少人数の学校だといじめとかもないし、先生と生徒マンツーマンで、人として成長できる学校だということで。

学校の敷地内に畑があって人参を育てたり田植えをしたり、自然の授業がたくさんありました。授業の中休みの20分間は、夏は5キロのマラソン、冬は3キロのクロスカントリースキーをやるっていうのが決まりだったんですよ。

――えええ! なんかすごい学校ですね!

メドウズ 毎日マラソンかクロカンをやっていたので、体力がすごくつきました。他のスポーツもたくさんやっていて、小学校から高校1年まではバレーボール、中学1年から高校3年までは陸上競技をやっていました。いろんなスポーツを並行してやっていたので、当時は足とか筋肉ムキムキでした(笑)。