2022年4月1日から施行される「成年年齢引下げ」の認知・理解促進を目指した広報活動の一環として、お笑い芸人のバイク川崎バイクがショートショート小説『ヒエラルキーなわたし』を書き下ろした。
法務省の特設ウェブサイト「大人への道しるべ」
BKBことバイク川崎バイクと言えば、初の著書『BKBショートショート小説集 電話をしてるふり』を2020年8月に発売、各方面から話題を集めて即重版するなど、文筆の才能もあることは言わずもがな。
そんな彼が法務省とタッグを組んで、2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられることを広く知らせるために書き下ろした『ヒエラルキーなわたし』を、法務省特設ウェブサイト「大人への道しるべ」で公開した。
この物語は、主人公である女子高生が、学校生活での人間関係の悩みや、それまでの人生の悩みや葛藤などを等身大の言葉で語りながら、自分で選択し行動していく難しさなどを考えさせる作品になっている。
法務省特設ウェブサイト「大人への道しるべ」(http://seinen.go.jp)では、バイク川崎バイクのショートショート作品 『ヒエラルキーなわたし』だけでなく、成年年齢の引下げによって、2022年4月1日以降、18~19歳が親の同意がなくても契約を締結することができるようになるなど、”成年になる”ということをマンガコンテンツやクイズを通して啓蒙している。
<バイク川崎バイク コメント >
「法務省さんから小説の執筆依頼がきてます」と言われたときは流石に耳を疑いましたが、BKBが短編小説を書いていることへの広まりも感じ、光栄でしかなかったです。川崎さん達(両親)も手放しで喜んでいると思います。
テーマは成年年齢の引下げにあたる高校生。
BKBも、少し前まで現役高校生と7年ほどロケ仕事させてもらった過去があり、その時に感じたことは、想像以上に皆めちゃしっかりしてる。しかしながら様々な漠然とした不安、他者との関係の悩みなどが、話してると見え隠れしてました。そのあたりは今も昔も変わらないのだなと。でも不安で当たり前。みんなそう。
この先も、一切の不安が無くなる、なんてことは無いのかもしれません。大人も日々悩んでますもの。でも考え方一つで、間違いなく楽しく過ごせるようにもなる。小説を目に通してもらい、ミリ単位でもそんな何かを感じてもらえたら嬉しいです。人は悩んで当たり前。その度、BブルーなK気持ちBブッ飛ばしていけますよう!