実りの秋を彩るメンバーのソロインタビューシリーズ。2回目の今回は、市川優月の登場。この記事が更新される11月2日に18歳の誕生日を迎える市川優月。

初の全国流通シングルと誕生日が重なるという、絶妙なタイミングに合わせて『毎週アメフラっシ!』もしっかり乗っかりました! いよいよ開催が迫ってきた東名阪ツアーに向けて、ますます充実してきたアメフラっシ。彼女たちが歩んできた2021年を市川優月はどう振り返るのか?

2021年はアメフラっシにとって大きなプラスになった

コロナ禍でスタートダッシュを決めることができなかった2021年のアメフラっシ。市川優月は「もどかしかった」と振り返る。

「ライブもイベントもできない時期が続いて、やっとできるようになっても、本当はたくさんの人たちに来てほしいのに、大々的に『見に来てください!』とは言えないような状況が長かったから、さすがにあのときはもどかしかったですね。

でも、アメフラっシの活動を考えたら、けっして悪い1年じゃなかったなって、私は思うんですよ。たしかにもどかしさはあったけれど、そのもどかしさをいい方向に持っていけたというか、いろんな力を蓄える時期だって考えられるようになったんですよね。

この1年で蓄えたもので、いつか普通にライブとかができるようになったときに見せられる表現の”幅”が、すごく広がったんじゃないかなって。そう考えると2021年は、これからのアメフラっシにとって、大きなプラスになった1年だったんじゃないかなって」

▲この1年はアメフラっシにとって大きなプラスになったと語る市川優月

たしかに、ライブやイベントは春先まで開催すら難しかったし、それ以降もいろいろと制限がかかるなかでの活動とはなってきた。しかし「だからこそ」のプラスもあった。

「だってコロナ禍にならなかったら、インターネットサイン会とか、きっとやることがなかったじゃないですか? 私たちは基本、首都圏でライブとかイベントをやってきたので、遠くに住んでいる方がアメフラっシに興味を持ってくれている、と聞いても実感はあまりなかったんですけど、インターネットサイン会を通して『本当に、こんなに遠いところから応援してくれているファンの方たちが、こんなにたくさんいるんだ!』って。

だからこそ、この時期に東名阪ツアーができるのは本当にうれしいし、いつかはもっともっとたくさんの県をまわって、いろいろな地域のファンの方に会いたいなって思います」