6人組アイドルグループのなんキニ!が、本日10月28日に2年半ぶりとなる2ndシングル『JUMP! / 君とサイダー』をリリースした。

今年3月にはメンバーの馳川侑奈が卒業し、新たに6人体制となったなんキニ!にとって、初のシングルリリースとなっており、新曲の「JUMP!」「君とサイダー」に加えて、初期の楽曲である「バラバラパズル」「海岸線のマーメイド」の2曲が収録されている。

ニュースクランチでは小野寺綾音、唐澤ひかり、髙橋瑞希、永野澪緒の4人にインタビュー。シングル収録曲の印象や6人体制となってからの変化、今後の目標について話を聞いた。

侑奈の存在はグループにとっても大きかった

――以前のインタビューで小野寺さんと唐澤さんには登場していただきましたが、髙橋さんと永野さんは「NewsCrunch」初登場ということで、自己紹介からお願いします。

髙橋瑞希(以下、髙橋) なんキニ!の髙橋瑞希です。血液型はAB型で、グループの最年長です。

▲髙橋 瑞希(たかはし みずき)

永野澪緒(以下、永野) なんキニ!の永野澪緒です。血液型は不明です。

▲永野 澪緒(ながの みお)

――お二人がアイドルを目指したきっかけを教えてください。

髙橋 私は、もともとアイドルが好きで地下アイドルの現場とかにもよく通っていたんです。そんななかで憧れていたAppare!さんと同じステージに立ちたいと思って、なんキニ!のオーディションを受けました。

永野 もともとアイドルが好きだったので、ずっとなりたかったんですけど、なれるわけないと最初は思っていました。でも、いろいろなオーディションを何度も受けていくなかで、最後の記念になんキニ!のオーディションを受けてみたら、受かることができました。

――お二人は目標とするアイドルはいましたか?

髙橋 やっぱり、Appare!さんですね。ライブを見ていると、フロアのお客さん全体を巻き込む楽しいライブをされていているんですよ。私もそういうライブがしたいです。

永野 ナナランドの峰島こまきちゃんと、超ときめき♡宣伝部の菅田愛貴ちゃんです。

――周りのメンバーから見てお二人はどういうメンバーですか?

小野寺綾音(以下、小野寺) 2人とも変わっていると思います(笑)。

▲小野寺 綾音(おのでら あやね)

唐澤ひかり(以下、唐澤) 瑞希はめちゃめちゃ素直な子です。性格がわかりやすくて、可愛いらしいところがたくさんあるんですよ。澪緒はしっかりしているようで、じつは抜けているところは抜けているなって。いい感じにバランスのある子だと思います。

▲​唐澤 ひかり(からさわ ひかり)

――さて、3月にリリースされた1stアルバム『Growing!!』はオリコンデイリー2位、ウィークリー8位を獲得して好調だったかと思うのですが、実際に反響はいかがでしたか?

唐澤 ライブ後の特典会やTwitterで「おめでとう!」と言われたよね。

小野寺 リリース当日にリリースイベントをして、そこでランキングの発表をファンの方の前でしたんですけど、そのあとにすぐファンの方と話せる特典会があったので、直接おめでとうと言われることも多くてうれしかったのですが、1位と僅差だったのでちょっと悔しかったです。

――やっぱり、なんキニ!としては1位を目指してやっていた?

小野寺 そうですね。でも、2位もすごいのでうれしいという気持ちが大きいです。

――3月に馳川侑奈さんが卒業されて、新しく6人体制になったことでグループとして変化はありましたか?

唐澤 良い方向にみんなが一人ひとりで考えるようになったと思います。やっぱり体制が変わったことで立ち位置も変わるので、みんなで立ち位置の確認を以前よりもしっかりするようになりました。いろいろと引っ張ってくれていた侑奈がいなくなってしまったことは、メンバーにとっては大きかったんじゃないかなと思います。

髙橋 侑奈ちゃんが楽屋で一番喋る子だったので、今までよりは静かになったよね。

小野寺 そのぶん一人あたりの喋る量は増えたかもしれないね(笑)。

――この夏はさまざまなイベントに出演されましたが、一番思い出に残っているライブはありますか?

唐澤 せーので言ってみる?

一同 (全員で)「IDOL OF THE YEAR 2022」!

小野寺 やっぱり一緒だ(笑)。

唐澤 「IDOL OF THE YEAR 2022」は特に印象に残っていますね。なんキニ!は去年も出させてもらったんですけど、今年は出るか出ないかをみんなと話し合ったうえで、出ることが決まったんです。結果的には残念な結果になってしまったんですけど、そこでみんなの気持ちがまとまった感じがして、やってよかったなと思いました。

小野寺 あと、なんキニ!は「SUMMER SONIC」に出演が決まっていたんですけど、キャンセルになってしまった〔一部メンバーの体調不良のため〕のはショックでしたね。来年は実力で呼んでもらえるように頑張ろうと、メンバーや運営さんと話しました。

――この1年で大きく変わったことと言えば、ライブで声出しも解禁され始めましたよね。やっぱりファンの声援があるのないのとでは違いますか?

髙橋 全然違います。私はこの前、生誕祭があったんですけど、そこも声出しでやることができて、この2年は声出しすることができなかったので、こんなに自分の名前を呼んでもらえることがうれしいのかと実感しました。ファンの方のコールを久しぶりに聞けて、とても楽しかったです。