昨年6月にデビューした新人アイドルグループながら、『TOKYO IDOL FESTIVAL』や『超NATSUZOME』などの大型アイドルフェスで大注目を集め、着実にファンの輪を広げているかすみ草とステラ。

10月3日には渋谷Spotify O-EASTにて過去最大規模のワンマンライブ『かすてら大青春祭』を控えている彼女たちの魅力を深堀りするべく、3週にわたってメンバーインタビューを行った。

第2回は鈴森はるなさんと吉川実紅さんのお二人が登場!

悩んでいる人や落ち込んでいる人に元気を届けられる存在になりたい

――『NewsCrunch』に初登場ということで、お互いを紹介していただけますか?

吉川実紅(以下、吉川) 普段は「めんめん」と呼んでいるけど、今日はインタビューなので、はるなちゃんって呼ぶね。

▲吉川 実紅(よしかわみく)

鈴森はるな(以下、鈴森) 違和感めちゃめちゃあるけど(笑)。

▲鈴森 はるな(すずもりはるな)

吉川 はるなちゃんはいるだけでその場を明るくしてくれる人で、外見の変化にもすぐ気づいてくれるし、落ち込んでいてもすぐに寄り添ってくれて、すごい周りをよく見てくれるんです。いつもメンバーの味方でいてくれるすごく心の優しい人だと思います。

鈴森 こう直接言ってもらえることって、なかなかないからうれしい! 私は実紅ちゃんを尊敬しているところがあって、いつもはふわふわしていて、マイペースな性格なんですけど、ステージに立ったときの表情の変わり方とか表現の仕方がすごくて、特に感情的な曲というか、気持ちが乗せやすいような曲では、憑依したように変わる姿がカッコよくて尊敬しています。

吉川 うれしいです(笑)。

――お二人の仲の良さは伝わってきましたが、普段はどんな関係性なんですか?

鈴森 特典会でも隣になることが多いですし、お風呂に入ったまま数時間電話することもありますね。

――ちなみに、どんなお話をされるんですか?

吉川 なんの話をするかって、改めて言われたらわかんないね……(笑)。

鈴森 どうでもいいようなことも喋るし、悩み事をお互いに相談し合ったりすることともあります。お仕事のお話もすることが多くて、「こう思っているんだけど、どう思う?」みたいなこともよく話し合いますね。意見が一緒になりやすいので、思っていることが言いやすいんです。

――では、アイドルになる前のことをお聞きしたいのですが、お二人がアイドルになったきっかけを教えてください。

吉川 落ち込んだときにアイドルという存在に支えられてきて、そうやって過ごすうちに自分も将来はアイドルになって、悩んでいる人や落ち込んでいる人に元気を届けられる存在になりたいなと思いました。

――理想とするアイドルの方はいらっしゃったんですか?

吉川 欅坂46さんが好きでずっと憧れていました。みんなで作りあげている感のあるパフォーマンスとか、人の心を動かすパフォーマンスが好きで、欅坂46さんにはそれがあるなって。

――「かすみ草とステラ」のオーディションを受けようと思ったのはなぜですか?

吉川 もともとオーディションをいっぱい見ていたんですけど、かすてらのオーディションの文面を見て受けてみようと決心して、途中までふわふわしたまま受けていたんですけど、詳しい説明とか受けるうちに、「ここなら頑張れるぞ!」という気持ちに変わっていきました。

――鈴森さんはいがでしょう?

鈴森 私は自粛期間中に初めてアイドルさんが好きになったんですけど、自粛期間ってあんまりすることなくて、そこでたまたま見つけたのが日向坂46さんでした。そこからグループの魅力をどんどん知っていって、以前から自分も踊ることがすごく好きだったので、やりたいなと思いました。

――自粛期間の前は、あんまりアイドルには触れてこなかった?

鈴森 テレビを見るのが好きだったので、音楽番組とかでAKB48さんや坂道グループさんの表題曲と言われるものはだいたい知ってはいたんですけど、メンバーの名前を言えるほど詳しくはなくて。でも日向坂46を好きになって、いろんなグループさんを知っていくなかで、アイドルって素敵だなと思いました。

――理想とするアイドルの方はいますか?

鈴森 日向坂46の加藤史帆さんが一番私に影響をくださった方で、最近はSUPER☆GiRLSさんの阿部夢梨さんです。

――加藤史帆さんのどんなところが好きなんですか?

鈴森 最初は自分のなりたい顔だなと思って好きになったんですけど、まっすぐ自分を持っているところだったり、バラエティーがすごく面白かったりするのが素敵だなと思ったのと、パフォーマンスがすごく好きです。

――アイドルになる前は、どういう子と言われることが多かったですか?

鈴森 元気だねって言われることが多かったです。たぶん今よりたくましかったです(笑)。外で遊ぶことが好きで、男の子に紛れて活発に遊んでいました。水泳とか体操教室とかを習い事でやっていたんですけど、そのお陰で運動神経は年齢を重ねるごとに伸びていきましたね。

吉川 私も小学生のときは外で遊ぶのが好きで、野山を駆け回っていました(笑)。両親がちょっと遠い所とかに連れてってくれることが多かったので、山とかによく行って、虫取り網を持って虫を追いかけ回したり、牧場とかに行って動物と遊んだり、アスレチックみたいなところに行ったりしていましたね。スポーツの習い事をたくさんやっていたんですけど、年を取るとともにインドアになりました(笑)。

――スポーツは何をやられていたんですか?

吉川 体操と水泳とテニスです。小学校のときのクラブは、バトミントンとバレーボールをやっていました。

――お二人とも多彩ですね。

吉川 でも、もうできないです(笑)。

――グループのなかで「これだけは負けない」という強みはありますか?

吉川 いっぱい考えたんですけど、見つからなくて……(笑)。ちょっと時間をかけて見つけていきたいです。

鈴森 実紅ちゃんならではの空気感あるし、歌声がめちゃめちゃかわいいから、それはグループとして武器の一つじゃないかな。

吉川 えー、ありがとう! 今見つけました!

鈴森 私は、あまり口には出したことはないんですけど、内に秘めた負けず嫌いというか、学校の行事とかもちゃんと真面目にやるのが好きなタイプだったので、そういう面では、対バンとかのイベントに出演させていただいたときに、「絶対にあそこの人に私を見てもらうんだ」みたいな気持ちは、誰よりも強いかなと思います。