村田諒太vsゴロフキン戦や井上尚弥vsドネア戦といったビッグマッチを担当し、反響を呼んだリングガール・天野麻菜が、11月25日に1st写真集『なまのまな』を発売。今週末の11月26日にはブックファースト新宿店で発売記念イベントも開催される。
「距離の近さ」と「親近感」をテーマに撮影され、本人が「最初で最後」だと語る写真集についての思いと今後の活動について、ニュースクランチ編集部に明かしてくれた。
「最初で最後」の真意は…!?
――写真集『なまのまな』、出来上がりをご覧になっていかがですか?
天野 ずっと“写真集を出したい”という思いがあったので、とてもうれしいですね。今、私はフリーで活動しているので、写真のセレクトや色校チェックなども全て自分でしているので、どういう内容かというのは知ってるんですけど、こうやって一冊になって、実際に手に取った瞬間、感極まってしまって……達成感がありましたね。
――写真集は念願だったとおっしゃってましたが、天野さんから「写真集でこういうことをしたい」というようなアイデアはあったのでしょうか?
天野 私、ビールを毎日飲んで、それをSNSにアップしているんです。なので、写真集にもビールを飲んでいるカットを入れたい、ということはリクエストさせていただきました。
――存じ上げております、マジで良い意味で常軌を逸してるなと思って。
天野 あはははは!(笑) ありがとうございます。
――リングガールで天野さんを知った方が、検索して“あ、この子毎日ビールを飲んでる写真をアップしてるんだ……え!? 10年毎日やってるの!?”とビックリするだろうなと思って。
天野 うふふ(笑)。たしかにそうですね。なので、ビールももちろんなんですけど、そのほかもやってみたいってことが詰まった写真集ですね。
――なるほど。ちなみに写真集の帯にある「最初で最後」というのは…?
天野 もちろん、この1冊目が多くの皆さんの手にわたった暁には、2冊目、3冊目が出せたらというのは理想としてあります。でも、まずはやはり“写真集を出したかった”という気持ちをこの1冊に込めようと思って、先を見越すというよりかは、この『なまのまな』に魂を込めようと思ったんです。
――その気持ちが「最初で最後」という言葉に詰まってるんですね。SNSを拝見していると、天野さんって強いこだわりを持って、真摯にお仕事に取り組んでいるように思ってるんです。今回の写真集は、特に表情が素晴らしいなと感じました。
天野 ありがとうございます。グラビアの撮影だったり撮影会だったり、撮られるというお仕事は日常的にしているんですけど、やはり初めての写真集は、自分が思っている以上のものにしないといけないなと思っていたので。家でも、鏡に向かって表情を作る練習をしたり、ポージングを研究したり。他の方の写真集も見て、自分なりに勉強したつもりです。
――それがとても伝わってくるなと感じました。撮影中の印象的なエピソードはありますか?
天野 スタッフの方には、初めましての方と、仕事をしたことある方がいらっしゃったんですけど、すごく和気あいあいとしてて、チームワークもよくて。グラビアの現場って撮影が押しちゃったりするんですけど、3日間とも巻いて終わったんです!
――えー! すごい、それは本当チームワークの賜物ですね。
天野 「これも撮れたらいいね」って、予備で用意していた衣装もしっかり撮れて、本当にやり残しもない、スケジュールも巻く、完璧な撮影でしたね!
――それもこれも、天野さんの写真集にかける思いを、スタッフの皆さんが感じ取ったのも大きいんじゃないですか。
天野 ありがたいですね、チームワークに助けられましたし、カメラマンさんもフランクに話しながら撮られる方だったので、自分の素を出せましたし、身を委ねさせていただきました。