“令和のハイレグプリンセス”としてグラビア界を席巻している現役女子大生グラドル、林田百加。1月27日に2冊目の写真集『Fake』を発売した。

代名詞であるハイレグのカットはもちろん、こんな過激な服を着るの? というような衣装を身にまとい、イメージにない笑顔を見せる彼女のカットなど、これまでの林田百加の印象をガラッと変える、実はこれまでの彼女が“フェイク”だったのではと思わせるカットが目白押しだ。

しかも、タイトル『Fake』には、もうひとつおおきな意味があるらしく……前代未聞のリアル!?フェイク!? なバストトップに隠された仕掛けについて、本人に聞いた。

バストトップはリアル? フェイク?

――『Fake』というタイトルには、いろいろな意味が隠されているとお聞きしたのですが。

林田 そうですね。1つめはこれまでがリアルだったのか、フェイクだったのか、という意味なんですけど。私って、澄ました顔でクールな雰囲気でハイレグを着ている、という印象だったと思うんです。今回はそういった林田百加とは違った雰囲気のカットがたくさん入ってるんです。

――たしかに、林田さんといえばクールなイメージです。

林田 それが今回は笑顔のカットもあって、見ている方にも素の雰囲気を感じてもらえるんじゃないか。でも待てよ、じゃあこれまでの雰囲気がフェイクだったのか…? それとも、これがフェイクなのか…? みたいな意味があります。

――なるほど、どっちがリアルでフェイクなのか、面白いですね。

林田 あとは、バストトップを解禁しているんですが、リアルとフェイクが混じっている、そのフェイク。

――え! バストトップがリアルか、フェイクか!? そんなの前代未聞じゃないですか!?

林田 実は1つだけリアルが紛れ込まれていて…(笑)。これはぜひ見ていただいて、「これがリアルかな? フェイクかな?」って想像していただければ! 個人的には、これまでハイレグを推していて、あまりバストに特化したことがなかったので、挑戦でもありますね。

――記者会見や取材では、リアルとフェイクの答え合わせが林田さん本人にぶつけられそうですね(笑)。

林田 そっか……それは皆さんの中に答えがあるのかな(笑)。でも個人的には、これまでに比べるとハイレグが少ない分、少し不安でもあったんです。これまではハイレグの自分に需要があると思ってたので「ハイレグに頼りきっていません!」と言い切った今回の作品は、ファンの方々もどう思ってるんだろうって。でもだからこそ、ファンの方には見てもらいたいし、まだフェイクの意味が伝わりきってないところもあると思うので、声を大にして言いたいです!

▲撮影 : 唐木貴央

自分で企画書を作成!

――昨年は初めての写真集『ハイレグの国』を出されたり、グラビアのお仕事もたくさんされたと思うんですけど、今回の『Fake』には、どのような思いで挑まれましたか?

林田 昨年までの作品は、極端に言うと私はハイレグが着れればそれで良かったので、内容はお任せします、みたいな感じだったんですね。あとは私のファンやお客さんがこう言ってくれてるから、こうしてみよう、みたいに柔軟に対応したり。そういう話を最初の打ち合わせでしたら、「じゃあ、今回は百加ちゃんのやりたいようにやってみよう」と言っていただいて。初めて自分がグラビアでやりたいことを考えたんです。

――なるほど! それはこれまでと違う趣になりそうですね!

林田 正直すごく大変でした! これまで自分のやりたいこととか、考えたこともなかったから、“えー!ハイレグ以外にないぞ!”と思って……。これ言っていいのかな? 考えすぎて企画書まで作っちゃって……。

――えー!! 素晴らしい! いないですよね、ご自身の写真集に企画書を作ってくる方。

担当編集者 A4にびっしり書き込まれた企画書が3枚! めちゃくちゃ感動しました。機会があれば皆さんに見ていただきたいくらい、しっかりした企画書で……。

林田 恥ずかしすぎる!(笑)

――内容はどんな感じのことを書いてたんですか?

林田 自分を自己分析してみたんです、これまでの私はこうだった、皆さんが持つ林田のイメージはこう、私が本当に好きなのはこういう世界、とか一個一個書き出して、そのうえでこれがやりたい!って明確なものが浮かばなかった結果、今の私はこんな感じなんですが、皆さんはどう思いますか、というプレゼンを……。

――一般企業のプレゼンに出てもおかしくないですよ、そのクオリティ。

林田 いやいやいや!!!(笑)。その結果できたのがこの『Fake』なので、思い入れは強いですね。あと、今回やりたいことの1つとして「令和のハイレグプリンセス」という名前をいただいているので、プリンセス感のあるハイレグを着たいってお願いしました。

――この衣装は林田さんのために作られたみたいに、ピッタリの衣装ですね。

林田 良かった~、お気に入りの衣装です。私、海とかより、森とか大自然の中で撮ることが多くて、そういう意味でもこの衣装は合ってるなと思いました。

――林田さん、フェアリー感ありますもんね。

林田 そうですか!? うれしいけど、恥ずかしいですね(笑)。