アイドルになって初めて向き合う感情があった
――2期生の皆さんの思いを聞いていると、もう次に向かっているのが素晴らしいなと思いました。かすテラに入って2ヶ月が経ちましたけど、憧れのアイドルになってみていかがですか?
福井 今まではなんとなく毎日を過ごしてきたんですけど、かすテラに入ってからは目標とか夢が見えて、自分の意思を持って頑張りたいと思える場所ができて、アイドルになる前とは別の意味で毎日が充実しています。
高実 私もこれまで本気で何かを頑張ったことがなくて、これまで何を頑張ってきたの? と聞かれても何も思い浮かばないくらい、ただ繰り返し同じ毎日を送っていた生活だったので、アイドルの準備期間を経て自分ってこんなに頑張れるんだと思いましたし、ファンという大切な存在ができたので、ファンの方のために何かをしてあげたいなという気持ちになりました。
本田 これまでは誰かのために生きるわけではなく、ただ単に自分のために生きてきたんです。アイドルになってからは自分以外の人、メンバーやファンの方のために生きていきたいと思えるようになって、初めて他人に愛を伝えたくなったし、人間としてすごいプラスな感情がいっぱい生まれたなと思います。もちろんプラスの感情だけではなくて、自分のダメな部分とも向き合うことも多くて、ネガティブな感情になったりはするんですけど、それ以上にアイドルをすることによって、初めて向き合う感情があったので成長できているなと思います。
川菜 2Daysのワンマンライブを終えたあとに、父親から「自分の好きなことを仕事にできる人は本当に一握りだから誇っていいことだし、これからも楽しみつつ頑張りな」というメッセージをもらったんです。本当にその通りだなと思ったし、自分が楽しいと思えることを全力でやらせてもらってる環境のなかで、自分だけが楽しむのではなくて、私を見て日々の疲れを癒やしてくれたり、楽しんでくれたりする方がこんなにもたくさんいるんだというのを改めて感じました。今は本当に毎日が楽しくて、ファンの皆さんからTwitterのリプや反応をもらうたびに、スマホを地面に投げて飛んで喜ぶくらいにうれしくて、すごく元気をもらってるので、これからも楽しく頑張りたいです。
石間 実際にアイドルになってから、ファンの方がいることへのありがたさとアイドルの楽しさをすごく感じました。私は自分の思いを適切な言葉で言語化するのが苦手なんですけど、少しでも私が皆さんに対して思ってる感謝の気持ちとかを伝えられるようになっていきたいなと思いますし、今まですごく自分に甘い人間だったので、これからは自分に厳しく、ファンの方やメンバーを守っていけるように強い自分になっていきたいです。
――皆さんのアイドルへの思いがひしひしと伝わってきました。では最後に2期生として叶えていきたい目標はありますか?
福井 ダンスを頑張って、理想のパフォーマンスに近づけるように日々努力したいなと思っています。
川菜 2期生が加入してから、1期生さんの足を引っ張る存在にはなりたくないということは常に話しているよね。
本田 そうだね。今の1期生さんが積み上げてきたかすテラの良さを引き継ぎつつ、2期生が加わることで、新たな風じゃないですけど、グループとして新たな一面を見せていけたらなと思っています。「初心忘るべからず」を絶対に大事にしようね、というのを2期生のなかで話していて、2期生はまだデビューして間もないですけど、その初心の気持ちはずっと忘れずにこれからも頑張っていきたいですね。
高実 パフォーマンス力を上げるとか、外見を磨くとかも大事だとは思うんですけど、みんなのなかで共通目標としてあるのは、1期生さんへのリスペクトだと思うので、それを常に胸に持って活動していきたいです。
石間 2期生は5人とも個性が全然違うんですけど、性格的な面では似てる部分が多いので、目標は同じ方向を見ているよね。
川菜 みんながかすテラのことを好きになっていなかったら、このグループに入って今ここで5人が集まることもなかったと思うので、一期一会を大切に2期生の団結力を高めていきたいです。2期生は常にかすテラのために何ができるのかをそれぞれ考えているので、グループのために全力で頑張りたいですし、もっと2期生らしさも出していきたいです。