8月25日(金)~8月27日(日)の3日間、COOL JAPAN PARK OSAKAを含む大阪城公園内にて開催されていた『Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~』。

最終日の27日には、4人組ダンス&ボーカルグループのOWVによるライブイベント「OWV×Warai Mirai Fes LIVE supported by DAIWA」が行われた。グループとして積極的にSDGsに取り組んでいるOWVは、同フェス2年連続の参加となった。

▲OWV(左から)中川勝就、本田康祐、佐野文哉、浦野秀太

「SDGsはOWVに任せろ!」

今年の全国ツアー『OWV LIVE TOUR 2023-CASINO-』では、海洋汚染が指摘される廃棄漁網から衣装を作るアップサイクルプロジェクトを実施するなど、積極的にSDGsに取り組んでいるOWV。

今回のライブでは、1曲目終わりでメンバーが「今日は元気なくない?」とあおると、とてつもない声量の歓声が。キレキレのパフォーマンスの合間に挟まれる、「大阪が楽しみ過ぎて前乗りしたくて、ほかのメンバーを誘ってしまった」というメンバー間の仲の良さが伺えるエピソードとのギャップも魅力だ。

 

ライブの途中には、釣り具の総合メーカーDAIWAとコラボを組んだ「漁網アップサイクルプロジェクト」の衣装ができるまでのVTRが流され、真剣にミーティングするメンバーの姿を観客は真剣に見入っていた。

ライブは全12曲、息をつかせないパフォーマンスで、最後は「万博にも出たい!」「SDGsはOWVに任せろ!」と力強く宣言し、幕を閉じた。

廃棄漁網からできた衣装に驚き

ライブ後には、お渡しイベント「BE EARTH -FRIENDLY- RECYCLEプロジェクト with QWV」を開催。リサイクルされたシャツを着たメンバーたち。参加者は不要になった衣服をボックスへ投函し、廃棄漁網から衣装を作成した際の生地から作られたフライトタグが、メンバーから手渡された。なんと不要な衣類は1127枚も寄せられたとのこと。

 
 

イベント後の会見にはメンバー全員(本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉)が出席。

本田は「Warai Mirai Fes」について「SDGsをよりよく感じられました。僕たちもファンの皆さんも環境の問題を考えるきっかけになりました。2025年の万博も出られるように頑張りたい」とコメント。

 

アップサイクルプロジェクトについて感想を求められると、浦野は「廃棄漁網から、あんなにステキな衣装ができあがることにびっくりした」とコメント。メンバーは何かあったらDAIWAさんに注文をつけようと思っていた、と笑いながら明かしたが、「そんな必要もないほどしっかりした衣装でした!」と感嘆していた。

最後に、本田は「SDGsは敷居が高いものだと思う人もいるかもしれないけど、意外に身近で楽しんでできるということを、僕らの活動を通じて示せているのがとてもうれしいです」と語った。

『Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~』はCOOL JAPAN PARK OSAKAを含む大阪城公園内で8月25日(金)~8月27日(日)の3日間開催されていた。