GW中の5/4(日・祝)、とある編集部員が出張打合せのため、福島県へ初上陸。出張の件を同僚にしたところ、「福島県には、日本一エヴァンゲリオンが出るパチンコ店があるんだよ」と興味をそそられる話が。打合せの時間は夕方過ぎ……パチンコ店に行く時間はある。「よし、朝イチの新幹線に乗って、福島県へ行こう!」と思い、チケットを予約したのであった。

とんでもなく回る台に大興奮!
東京駅を6時台に出発する新幹線に飛び乗り、8時過ぎに編集部員が福島県へ降り立った。同僚から「日本一エヴァが出る」と教えてもらい、早朝から打つためにきたのだ(福島県のパチンコ店は9時オープン)。駅中にある立ち食いそばのお店で天玉そばをいただき、腹ごしらえ。戦の準備は万端である。今回行くお店の名前は「ニラク福島 太平寺店」。福島県内のパチンコ店では最大規模をほこり、福島駅からは車で10分ほどの場所にある。早めに着いておこうと思い、タクシーでお店へ向かった。
到着すると、すぐに長蛇の列を発見。GWということもあり、たくさんの人が並んでいる。抽選には間に合わなかったので、一般列に並び、オープンを待つ。並んでいる間、「おぉ、○○さんも来てたんだねぇ」といったような会話がそこかしこから聞こえてきた。「地域の人たちの触れ合いの場にもなっているんだなぁ」などと感じていると、あっという間にオープン時間に。笑顔あふれる店員さんの指示に従い店内に進むと、さっそく驚きの光景が!
そう、エヴァンゲリオン関連のパチンコがズラッと2列にわたって並んでいたのである。特に『P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮』(以下、エヴァ15)は、60台と東北最大級の台数だそう。東京のホールは、土地の関係もあり、ギュッと詰まっている印象を受けるが、こちらのホールはとても広々としていた。

朝イチに並んだ甲斐あって、台を確保。打ち始めると、これまで打ってきたのとはまったく別の違和感を覚えた。「なんだ、これは? どういうことなんだ?」……球がヘソに吸い込まれていくのである。もうとんでもなく入っていく。「あぁ、パチンコってこれだけ回ると、さらに楽しくなるんだ」。そんな喜びを噛みしめながら打ち進めていく。5,000円を使うあたりで100回転目前。


そんなこんなしていると、『エヴァ15』おなじみの赤いレバーがブルブルと震えた。その後、無事初当たりを引くことができた。めちゃくちゃ回るし、当たるし、良いことづくめじゃないか。このお店を教えてくれた同僚の顔を思い浮かべ、東京の方角に頭を下げる。彼もGWは打つと言っていたので、幸福があらんことを願った(GW明けに聞いたら、惨敗に終わったとのこと……)。

黄色の大箱に出玉を入れたい!
もう一つ、同僚から聞いて楽しみにしていたことがある。それが、黄色の大箱。このお店は、ドル箱が一定数たまると、ドル箱より大きい黄色の大箱に出玉を移すのだそう。つまり、当たりまくれば、どんどんドル箱と黄色の大箱が積みあがっていくのである。
初当たりは確変でIMPACT MODEに突入。よし、朝イチで箱を積みあげていってやるぜ! ……と思ったのの、このSTは2連で終了。まぁ、打合せの夕方までは、まだまだ時間がある。「まだ慌てるような時間じゃない」。某人気バスケ漫画で出てくるあのセリフを胸に秘め、気を取り直して打つことに。
その後、時間を置かずに大当たりを引くことができた。周りを見渡すと、ほかの『エヴァ15』を打っているお客さんたちも調子が良いようで、初号機の咆哮がさまざまなところで聞こえてくる。これだけ出ているのなら、同僚が言っていた「日本一エヴァが出る!」という話は間違っていないのだろう。

周りのみなさんの波に乗り、自分もドル箱を積み上げる! と再び意気込んだものの、今回はなんと1連で終了。……うんうん、まだ午前中だし、全然大丈夫でしょ。「よし、ちょっと早いけど、夕方打合せがあるし、早めにお昼ご飯を取ろう」といったん台に休憩札を置き、店外へ。ここは同じ敷地内にお寿司屋とステーキレストランがあり、食事に困ることはない。本当ならばそのどちらかで食べようと思っていたが、まだ勝てていないこともあり、同じく敷地内にあるコンビニで軽食を買い、食事を取った。
「ここから爆連して、打合せ後には、福島グルメを食べまくる」という青写真を描き、席に戻り遊戯を再開。しばらくして、手に心地よい「福音エアー」が吹いた。三度大当たりを引いたものの、今回は確変には入らず。その後のチャンスタイムもスルー。

その後も、回るし台の動きは良いものの、なかなか大当たりがこない。流れを変えようとほかの台に座って遊技する。すると、大当たりを引くことはできたものの、なかなかSTで連チャンすることができない。そんな状態が続き、あっという間に陽も傾き始め、打合せのため移動しなければいけない時間に。ほかの方々が積み上げている黄色の大箱を横目に見ながら、お店を退店。

大当たりは複数回引けたし、台もすごい勢いで回る。今回は自分の引きが悪かったこともあり、収支はトントンという結果に終わった。もちろん最後はしっかりと打合せを行い、福島駅でお土産と新幹線の車内で食べる夜ご飯を買い込んだ。
同僚からの話で始まった『ニラク福島太平寺店』への訪問。やはり、いつもと違う土地で打つというのは、気持ちが新鮮だし、とても面白かった。「次回は同僚と一緒に来ても楽しそうだ」。そんなことを考えながら福島を後にした。
