さまざまなダイエット法に飛びついては、挫折を繰り返してしまう。そんなダイエットに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。ハタイクリニックの院長である西脇俊二氏は、消化力を高める食べ方をしたことで、痩せることができたと言います。その方法について紹介しよう。
※本記事は、西脇俊二:著『消化力』(ワニブックス刊)より、一部を抜粋編集したものです。
ダイエットには潜在意識を利用する
世の中にはダイエットにまつわる情報が蔓延しています。情報の消化力が落ちていると、目新しいダイエット法に次々と踊らされるだけで、永遠によい結果は出せません。ダイエットの原理原則を正しく身に付けましょう。
ダイエットの目的は、「体重」を減らすことではなく、「体脂肪」を落とすこと。おすすめしたいのは「断糖ダイエット」です。根強く浸透している「カロリーダイエット」の考え方は忘れて、動物性タンパク質を摂取してください。つまり、良質の肉は「最高のダイエット食」。「お肉が食べられない」という人は、基本的に「消化力が弱っている状態」と言えます。
【断糖ダイエット3カ条】
- 糖質をカットする。
- 動物性タンパク質(青魚・赤身肉など)を摂って筋トレをする。
- 有酸素運動をする。
「潜在意識」を利用することも必須です。「やせないと病気になる」「炭水化物が皮下脂肪の原因」など、「やせなかったときのデメリット」を頭に何度もインプットしましょう。そして、まずは3日「断糖」して、体が軽くなる「プチ成功体験」を味わってください。
「何をやってもやせられない」などの思い込みは、深層心理であなたをどんどんネガティブにします。それでは「夢の消化力」が限りなく低下してしまいます。ダイエットで「プチ成功体験」を積むことで、大きな夢も叶いやすくなりますよ。