広井王子「令和の新しいレビューショーを作りたい」

当日、少女歌劇団の仕掛け人、広井王子氏にも話を聞くことができた。

卓球やフィギュア、スノボといった競技で、10代の少女が活躍する姿を見て「エンタメの世界でも、できないはずがないと思った」という広井氏。この歌劇団が、才能がある少女たちの"居場所”になればという願いがある。

歌劇団の構想が生まれるキッカケは、2018年に広井氏が吉本興業・大崎会長の車に乗り合わせた際に「王子、何かやろうよ」と声をかけられたことだという。

「ゆくゆくは世界中のメディアから取材に来てほしい」とも語る。歌劇団はグローバル志向だ。英語・中国語・スペイン語・スワヒリ語……などの歌詞があったり、外国語に堪能なメンバーも多い。

最後には「令和の新しい形のレビューショーを作りたい。大正時代、宝塚以来の歌劇団のイメージを変えたい」と力強く宣言。

このお披露目イベントで「少女歌劇団ミモザーヌ」が、12月30日(水)に第1回配信公演を行うことを発表。広井王子氏のもと、活動の幅を広げていく彼女たちの“これから”に目が離せない。

〇「ミモザのように」(YouTube)