2017年結成の大阪拠点のアイドルグループ・カラフルスクリームは幅広くクオリティー高い楽曲と群を抜いて激しいダンスパフォーマンスを誇る実力派。2020年加入のかれんは、その美少女ぶりとスタイルの良さですぐに人気メンバーに。

2022年の11月より大学受験のため4ヶ月間活動休止。見事志望校に合格して活動を再開していたが、昨年9月に、Xアカウント上で通ってる学校が大阪大学であることを告白。一緒に載せた超美少女な写真も相まって見事万バズに!

一流大学合格後/卒業後にアイドルになるケースは比較的多く見られるが、アイドルデビュー後に現役合格というのは奇跡的なレアさ。いかにして可能になったのだろうか?

病み期に聞いたラジオがキッカケでアイドルに

――元々小さい頃から勉強はできたんでしょうか?

かれん:できました!

――即答、流石です(笑)。

かれん:でも最初だけかもしれない。中学生になったら、ちゃんと勉強しないと分からんくはなってきて。

――逆にいうと、小学校6年間の勉強は、まあ普通に授業聞いてたら家で予習復習しなくても理解できてたってことですね。

かれん:確かにあんまり苦労した記憶はないですね。幼稚園の頃から塾行かせてもらって、小学校受験したおかげもあったと思います。小学校の頃は、かれんちゃん勉強もできて、運動もその頃はけっこうできて、書道も得意で……。

――小学校6年の時に日本一になったと書いてましたけど。

かれん:そうなんですよ! 結構すごい子でした〜(笑)。
 

▲小学校のころから文武両道だった

――自分で言うの素晴らしい(笑)! そんな中、アイドルに興味を持ったのはどんなキッカケだったのか?

かれん:中学の終わりの頃に夜中にラジオを聞いてて。その頃なんか病んでたんですよね……。夜中に眠れない時期があって、ラジオを聴くって習慣ができたときに、大阪のつぼみ大革命さんってグループのラジオが流れてきて、めっちゃ面白かったんですよ! 調べたらアイドルさんだっていうのが分かって。

それまでアイドル全然興味なくて、家族でAKB48さんがちょっと好き、くらいのテンションだったんですけど、それでつぼみ大革命さんがキッカケでアイドルに興味を持って。中学校は芸能がダメな学校だったんですけど、高校で公立に入って芸能活動がOKになって。自分もどこかグループに入ってみたいな〜と思って、いろいろ調べてるうちにカラフルスクリームの『きみと青空』って曲をYouTubeで見て好きになって、入りたいと思ってオーディションを受けた感じです。

――ちなみに病んでたのはまたどうして?

かれん:中学の頃のある時に、制服のままでONE OK ROCKのライブに行ったんですよ。その帰り、夜遅めの時間に駅にいるのを先生に見られたらしくて、呼び出されてすっごい怒られて! それまでとにかくイイ子で優等生だったから、初めて怒られたのがショックでめっちゃ落ち込んじゃったんですよね。ちょっと目立つタイプだったから噂されたりもして、いろいろイヤになっちゃって〜、って感じでした。

――なるほど。パーフェクト少女の初めての社会との衝突が、アイドルの目覚めにつながったわけですね……。最初にアイドル活動が始まった時期はどうでした? 特にカラスクさんは、実はライブアイドル界で最も運動量が多い説があるグループなわけですが。

かれん:小学校の頃、合唱団で歌をやってて、あと中学校のときはダンスをやってたから、どっちもいけるかなと思ってたんですけど、でも歌い方も踊り方もアイドルは全然違うんですよね。自分がやってたダンスはヒップホップとかロックだったから。だから最初は苦労しましたね〜!

――勉強との両立は?

かれん:高1の夏にアイドルになって、学校終わったらすぐレッスンに行って、土日はライブ! って感じでした。その頃は今ほどライブの本数が多くなかったんですけど、やっぱり勉強時間の確保が難しくて! 成績は下がりました。それまで取ったことのない点数を取るようになって(笑)。一番低かったのは19点か28点か。日本史でしたね。日本史の先生が、おばちゃんですっごい優しい先生で、授業聞いてると眠くなって寝ちゃってたんですよ〜。