昨年の“緊急事態宣言”では、全国の小学校や保育園が休園となり「働くママ&パパ」たちに、新型コロナ以上の衝撃が走ったことは、記憶に新しいはず……。朝から体力を持て余す子どもを連れて公園のはしご、昼ごはんを食べさせ、子どもは昼寝(ちなみに我が子は昼寝をしない!涙)、その間に少し仕事を……と思っていたら、そろそろ夜ごはんの準備の時間。本格的に仕事ができるのは子どもが寝たあと……。

そんな危機的状況のなか、多くの親たちが「テレビやYouTube以外に1人で遊んでくれたら!」と“ありえない妄想”をし、涙を流したもの――。ここでは、そんなおうち時間に“奇跡の”大活躍をみせるであろう、知育アプリ『てんつなぎ わざわざ買いたい!!!』を紹介します!

ポイントは“今の子ども”にピッタリなゲーム感覚!

このアプリの書籍版が出版されていたのは知っていたものの、息子(現在5歳)の場合、“エンピツを使うドリル”という時点で「(面倒な)おべんきょうモード」に入る必要があるため、なかなか夢中になってくれないかも……と購入を見送りに――。

ところが、今回は息子の大、大、大好きなタブレット(iPad、Kindle fireキッズなど)で、完全な“ゲーム感覚”でできる! 「これなら没頭してくれる(ひとり遊びしてくれる)かも!」「(あわよくば)集中力も養えるかも!」と期待を込めてゲット!

ということで、マイクラやなめこなどの“お遊び”アプリに紛れて、さりげなくiPadに「てんつなぎ」を投入してみました。我が区では、今回の緊急事態宣言でも保育園の登園自粛を要請されているので、保育園をおやすみさせた日の昼下がり、さりげなく息子に話しかけます。

私「ねえねえ、iPad見てみて」
子「え! もうiPadしていいの!?」
私「へへ。とくべつだよ〜!」
子「やった〜!!! なんか、新しいのがある〜!」

▲さっそく新しいアプリ「てんつなぎ」を始める息子

子ども夢中! わたしは仕事ができる!!

手慣れた様子でアプリを起動させた息子を横から眺めていると「どんなどうぶつがでてくるかな」という、完全に“ゲーム感覚”の煽りのあと、難易度ごとにレベルを3つに分けられた画面が。レベルは、やさしい「てん30まで」から、ふつう「てん50から」を挟んで、むずかしい「てん90から」まで。それぞれ年齢や、遊ぶ時間によって選ぶことができるみたい。

息子がスタートさせたのは“やさしい”レベルの「20までつなごう」。最初の画面を横目で見ますが、あれ……親の私でも「どんなどうぶつがでてくるか」がわからない!

猿!? もしや、これ、ちょっと息子には難しいかな……。 

▲親でも、どんな動物になるのかわからない……

思わず私まで惹き込まれて眺めていると、指で正しい点にたどり着くと、キランと星が出る仕組み! これが意外と「達成感」を子どもに与えるようで、心地よさそうに星をキラキラとさせながら、心配している私を尻目に「ほらー。ママ、これライオンだよ〜!」。

▲アプリならではの「達成感」もアリ!

そうか、ライオン……なるほど、たしかに! これ……造形的にも“子ども騙し”じゃない……。なかなかの本格派だわ! 母は最近の知育アプリのクオリティをひしひしと感じ入ります。しかも注目すべきは、子どもが完全に「てんつなぎ」に“全集中”しているということ!