SNSで多くのフォロワーを抱える話題のインフルエンサー“バズり美女”をご紹介。TikTok、Instagramなどのツールを華麗に使いこなし、自らの個性を世界にアピールする彼女たち。実際にバズったときの心境や、SNS更新のためのコツ、気になる素顔などをお聞きします。

今回はTikTokやInstagramで、学校の先生あるあるネタなどを投稿し「こんな先生とならもう一度学生生活をやり直したい!」「先生がキュートすぎて困る!!」と、何万人をも唸らせる糸織(しをり)さんが登場。なんと今回がご自身初の取材だそう! 検索してもまだあまり情報が出てこない謎の美女に迫りました!

より多くの人に自分の演技を広められたら

――TikTokの投稿はいつから始めたんですか?

糸織 登録したのは今から2年ほど前なんですが、本格的に始めたのは1年前くらいからです。

――始めたきっかけは?

糸織 実は、少し前まで駆け出しなのですが役者活動をしておりまして。もともと芸能活動を始めたのがすごく遅かったのですが、自分の演技力の乏しさもあり、なかなかオーディションに受からない日々が続いてたんです。そのようななかでTikTokに出会って本格的に投稿し始めました。

――演技の勉強の一環として始めた、ということでしょうか。

糸織 そうですね、練習も兼ねてっていうのはあります。

――TikTokに投稿してすぐに反応はありましたか?

糸織 いえ、始めた当初は全然。最初は今みたいに演技系ではない動画を上げていたんです。フォロワー数はもちろん、いいねも全くつかず(笑)。

――今のような演技系の“あるあるネタ”動画を投稿するようになったのはなぜですか?

糸織 そのときはお仕事でする演技といったら、やはりエキストラとかが多くて。なかなか自分の演技が多くの人に届けられないなと思っていました。そこで拡散性の高いTikTokというツールを使って、より多くの人に自分の演技を広められたら、と思ったのがきっかけです。

――糸織さんの代表的な“あるあるネタ”で、学校の先生シリーズとバイト先の先輩シリーズがありますが、どちらもネタが細かくてものすごくリアリティーがあります。『卒業アルバムを撮る前に身だしなみを注意する先生』とか『放課後に生徒の恋愛事情を知る先生』とか(笑)。ここまで細かい設定ができるということは、糸織さんは実際に先生だったんでしょうか?

糸織 どこかの学校や教室で教えていた経験はないんですけど、実習に入ったりですとか、公民館のようなところでボランティアとして少しやったことはあります。ですが、残念ながら本物の教師ではありません(笑)。

――そうなんですね。でも“もしかしたら本当に先生なのかも”と、思わせるのがすごいです! ネタ作りはご自身のエピソードが反映されているんですか?

糸織 過去の記憶を辿りつつ……「こういう先生がいたな~」っていうのを思い出しながら作ってます。ですが、私自身の学生時代は昔のことなので(笑)、TikTokのおすすめに出てくる高校生の動画を参考にしたりしてますね。あと、わりと身近に実際に教員をしている人がいるので、その人のリアルな声を聞きつつ自分でアレンジしています。

カフェに行ったときや電車の中だったり、人間観察はしてしまいますね。昨日も外にご飯を食べに行ったのですが、後ろの高校生の会話がすごく気になってしまって(笑)。ネタに使えないか、すかさずメモしたりしてます。メモ帳に書き込むこともあるんですが、一瞬の出来事だったら携帯に打ち込んだりとか。