10週にわたってお届けしてきた「セルフプロデュース企画」もいよいよ終幕。おかげさまで、どの記事も大きな反響を呼びました。最後までお付き合いいただいた皆様に感謝の気持ちを込めて、今週は未公開カットと撮影裏話をお届けしたいと思います。そして8月もイベント盛りだくさんなので、文末のインフォメーションもお見逃しなく!

撮影中でも合間でも常に仲の良さを感じさせてくれた4人

▲現場入りから解散までず~~~っとこの笑顔、この明るさ、このテンションでした!

10週間に渡ってお届けしてきた「セルフプロデュース企画」いかがだったでしょうか? もうすぐ連載スタートから1年半が経ちますが、ここまでの大型企画は初めてのこと。今までに見たことがないアメフラっシの魅力が、たくさんの人たちに伝わっていればうれしいです。

さて、1人につき2ポーズ、さらにグループショットも撮影する、という贅沢さだったゆえに、撮影の時間、メイクの時間、着替えの時間が複雑に重なっていくので、現場でのメンバー同士の絡みはほとんどなく、お弁当もバラバラに食べることに。ただ、時間が空いたメンバーは、他の撮影に顔を出してプライベートで写真を撮りまくる、という仲の良さ! そういうところは本当に素敵だな、と思った次第。

そんななか、4人揃ってちょっとだけ時間が空いた瞬間があった。小島はなが女学生姿を撮影した学校の教室風セットで待機していた4人、最初はおのおの離れた席に座ってのんびりしていたのだが、いつしかそこで「イベント」が始まったのだ。

誰かひとりが教壇に立ち、先生役になる。つまり「学校ごっこ」。ホワイトボードになにやら書いて授業風に進めていくのだが、先生役が提示したテーマに沿って、ちょっとした大喜利が始まり、うまくオチがつくと先生役がチェンジ。すると、また違った授業コントが展開されていくのだ。

本人たちは、ただただ楽しんでいるだけなのだろうが、これってなにげにトークスキルの上達につながる遊び、である。僕はちょっと離れたところから眺めていたのだが「昔、ももクロの楽屋でも同じようなシーンをしょっちゅう見ていたな」と思い出した

いや、正確には今でも4人が集まると、バカな遊びがスタートするのだが(仕掛けるのはおもに高城れに)、ももクロはソロ活動が増えているため、なかなか4人が現場に揃う機会が減ってきたので、あまりこういうシーンを目にすることがなくなってしまった。だからこそ、ちょっとした懐かしさを覚えたのだ。

ただ、ももクロの場合、周囲にいる人間も巻きこんでいくので(仕掛けるのはやっぱりおもに高城れに)、この日も「アメフラっシの授業コントに出演させられるんじゃないか」とヒヤヒヤしていた。朝早くからの撮影でもうヘロヘロだったので、巻きこまれても対処できるだけのパワーは残っていない。ありがたいことに(?)、この遊びは4人だけで完結してくれたのだが、疲れきっている自分と比べて、やっぱりアメフラっシはパワフルだ。ほんの少しの空き時間だったけれど、彼女たちのパワフルさ、そして仲の良さをたっぷりと感じさせてもらった。