8週にわたったアメフラっシのセルフプロデュース企画もついにフィナーレ。そして大トリを飾るのは鈴木萌花! なぜ彼女の写真が最後になったのか……今回は説明不要の鮮烈ショットが満載です!! 真夏の太陽より鮮烈な鈴木萌花の姿でご納涼ください。

制服のまま、プールに飛びこんじゃってもいいですか?

▲なんと制服の衣装のまま、プールに飛び込んじゃいました! 

5月にスタートしたメンバーによるセルフプロデュース企画も、いよいよ今週でフィナーレ。大トリを務めるのは鈴木萌花だ!

前回は、アイドルの王道ともいえるシチュエーションだったが、今回は「どうしても10代のうちに撮っておきたかった」と本人が熱望した衣装。来年2月に20歳になる彼女にとって、これがラストチャンスかも……ということで、かなり力の入ったものとなった。

その衣装とは制服だった。これは多くのアイドルが「20歳を過ぎて制服を着たらコスプレになっちゃうから」と10代のうちに撮っておきたい、と熱望する「アイドルあるある」のひとつ。ところがステージ衣装が制服っぽいものになって、結局、20歳を過ぎてもそういうテイストの服を着てしまうことになる、というのも「アイドルあるある」ではあるのだが、最近のアメフラっシのクールでカッコいい路線の衣装を見ていると、これが正真正銘のラスト制服となりそうだ。

そして撮影場所はプール。真夏を思わせる日差しと相まって、水面がキラキラ輝いていて、とってもいい感じ。鈴木萌花の表情も弾けまくり。まさに「青春」そのもの! 事前に聞いていた本人の希望はここまでだったが、彼女は撮影が終わろうとしていた瞬間、急にこんなことを言い出した。

「制服のまま、プールに飛びこんじゃってもいいですか?」

これこそが鈴木萌花が本当に撮りたかった究極の1枚だったのだ。

「以前、写真集で見たことがあって『これ、絶対に撮りたい!』って、ずーっと思っていたんですよ。ザバーン!と背中から飛びこんで、そのまま制服を着たまま泳ぐ……憧れのシチュエーションだったし、10代最後の夏だから、いま、撮っちゃうしかないなって。ただ、その前にプールの中に入って撮影していたじゃないですか? 足をつけただけだったのに『うわっ、冷たい!』ってなっちゃって、これはムリかもしれないなぁ〜って思っていたんですけど、撮っているうちにだんだん冷たさに慣れてきたので、よしっ!と」

あまりにも急すぎる提案に撮影現場はざわついた。ある意味、鈴木萌花が仕掛けたゲリラ撮影、である。ただ、普段はわがままなんて言わない彼女にこれだけ熱望されたら、スタッフも前向きに検討せざるを得ない。

編集部としては、間違いなく素晴らしい写真が撮れることはわかっていたので「ぜひ!」とはなっていたものの、それこそ写真集のメインビジュアルになってもおかしくないショットだけに「Web連載でその切り札を出しちゃっていいの?」という申し訳なさもちょっとだけあった。それでも10代最後の夏に叶えたい夢だと知らされたら、もう全力で最高の1枚を撮るしかないではないか!

▲プールに飛び込む前の撮影でもさまざまな表情とポーズを見せてくれた