毎日バレエ漬けの日々でした
――じゃあ、2人の自然な表情が見られそうですね。
小高 実は、防波堤での最後のシーンは、私がスマホで撮った映像になっているんです! 監督がセナちゃんの自然な表情を引き出したいということだったので、その映像を撮ったときは、カメラマンさんやマネージャーさんもロケバスに戻ってから撮影しました。なので、あそこのシーンは私とセナちゃんの2人だけで本当に撮った映像になっていて。それが実際に使われたのはうれしかったですし、撮影が始まって3日目か4日目くらいだったから、だいぶセナちゃんとも仲良くなっていたので楽しかったです。
――そういえば今日の撮影のとき、フィルムカメラにハマっていると言っていましたよね。
小高 はい! 『写ルンです』をゲットしたんですけど、ポカリスエットのCM撮影のときにも持って行って、パシャッと撮ったので、現像したらまた楽しめるかなと思います。
――あの空間を撮影したら素敵な写真が撮れそうですね。ところでサラちゃんは8年クラシックバレエを続けていたとお聞きしましたが、何歳から何歳まで続けていたんですか?
小高 5歳から始めて中学1年生ぐらいまでです。中学2年生からお仕事を始めたので、そこから行けなくなってしまったんですけど、それまでは週5でやっていました(笑)。なので、小学生と中学生の最初は毎日バレエ漬けの日々でしたね。
――週5! そのときはバレリーナを目指していたとかそういう感じ?
小高 何も考えていなかったです。バレリーナになるのは難しいとわかっていたし、そのときは女優さんになるっていうきっかけもなかったから、特に何も考えずにバレエをやっていました(笑)。
――それで8年間続くのがすごい!
小高 小さいときは行きたくないなあと思っていました。先生がかなりスパルタだったんですけど、礼儀とかもたくさん教えてくださったんです。だから、自然とやらなきゃというか、辞めようとは思わなかったですね。楽しいというよりは夢中になってやっていました。