「はわ」など個性的な言葉を駆使し、独自のカワイイを追求した世界観で人気を集めるアイドルグループ・バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIの恋汐りんご。インパクト強すぎな芸名で『有吉反省会』などのバラエティ番組から、歌手活動や作詞作曲まで幅広く活躍するぱいぱいでか美。見た目も性格も間逆な二人が、5年以上も続けているポッドキャスト番組が『ぱいはわラジオ』だ。
自らも「明らかに大人が組ませた」と認める二人は、どうやって名コンビに育ったのか。番組の思い出やプライベートの会話、さらに二人も出演する『でか美祭』について、お互いへの愛たっぷりなインタビューをお届け!
本当に初めて出会ったタイプの人種だった
――全然タイプの違うお二人ですけど、馴れ初めから聞かせていただけますか?
でか美 私は今年4月にYU-Mエンターテインメントに事務所を移籍したんですけど、その前は今汐りんがいるパーフェクトミュージックに所属していて、後輩だったんです。同じ事務所になる前から、イベントとかでお会いしたことはあったんですけど、ちゃんと話すようになったのは、先輩・後輩の関係性になって『ぱいはわラジオ』が始まってからですね。
恋汐 しお、ずっとラジオがやりたかったんですけど、でか美ちゃんが入ってきたときに、事務所の方から「二人でポッドキャストやってみない?」と提案されて「え、やりたいです!」って言ったのが始まりな気がしてまる。
――そんなに話したこともなかったのに、いきなり一緒に番組をやることになったんですか?
恋汐 ちゃんと話すのは、1回目の収録のときが初めてくらいでした。今残っているアーカイブを聞いたら、ぎこちない気がしまる。
でか美 けっこうな距離感でしゃべっていた気がします。今は「汐りん」って呼ばせてもらってますけど、当時は「汐さん」とか「汐りんさん」とかって呼んでたし。
恋汐 しお的にはイベントでも一緒になっていたし、テレビとかでも見ていたから、後輩という感じでは見ていなかったですけど。
――特に仲が良かったわけでもなく、明らかにタイプも違う二人で、一緒に番組をやる不安はなかったんですか?
でか美 明らかに大人が組ませた二人ですからね(笑)。でも、不安は全然なくて、楽しみしかなかったです。違うタイプだからこそ、おもしろい化学反応が起きたらいいなって。ここまで自分のなかのアイドル像を貫き通している人って、身近なところにはいなくて、本当に初めて出会ったタイプの人種だったので(笑)。
恋汐 しおは、頭のなかで考えていることを口からアウトプットするまでに、すごい時間がかかるんです。でも、でか美ちゃんは頭の回転が速くて、お話しも上手だから、もし難しいことがあっても、でか美ちゃんに任せれば大丈夫と思っていました(笑)。
――『ぱいはわラジオ』は、どんなコンセプトでやっているんですか?
でか美 番組内では「見切り発車型雑談系トーク番組」と言ってて。最初に提案してくれた事務所の人も「真逆の二人がしゃべったらどうなるんだろう?」っていうところだったと思うんです。だから、コンセプト的には、ゆるく聞けるというか、日常のお供になるような番組かなと思います。
恋汐 そうだね。だいそれた話とかしてないし、とりあえずやってみようねっていうことで始まった結果、いい雰囲気で続けられてるなと思いまる。逆にしっかりコンセプトを決めて、それに合わせてってやっていたら、ここまで続けられていたかわからない。
――番組ではプライベートの話をすることが多いんですか?
でか美 意識しているわけじゃないんですけど、ふとしちゃうことが多いですね。「この前、どこどこに行ったんですけど〜」みたいな感じで、本当にゆるい気持ちでしゃべっているから。だから「そういえば、これ『ぱいはわラジオ』でしかしゃべってないな」みたいなことは多いかもしれない。
恋汐 うんうん。ありまるね。
でか美 それこそ汐りんは、SNSでは語ってない話を聞けることが多くて。バンもん!のツアーへの想いとか、ライブを終えてどういう気持ちでやっていたかとか、文字では伝わりにくい真剣な話もしている印象ですね。それを私は相方的な感じで聞いて、ここでこういう話をしてくれるのはうれしいなって、ひっそり思ってます。
恋汐 はわー。