2005年にSTANというバンドでメジャーデビューを果たし、2011年の活動終了後はバンドマンからサラリーマンを経て、現在は占いを中心とした活動をしている二シー(#占う男)。そんな異色の経歴を持つ彼に、ニュースクランチ読者に向け、ミュージシャンならではの視点で12星座別2022年上半期の運勢と、同じ星座のミュージシャンの楽曲から2022年上半期を占う1曲を選んでもらいました! あなたはどのミュージシャンと同じ運勢?
2022年、あなたはこのミュージシャンと同じ運勢だ!
バンドマン→サラリーマン→占いマンという謎経歴を持つ、二シー(#占う男)と申します。私が毎年選んでいる「12星座、その年のテーマソング」。今年は、年運占いでよく参考にされる木星が、年の半ばで星座を行ったり来たりしてややこしい!……ので、大まかに「2022年上半期のテーマソング」ということにしてみました。その辺ファジーにいきましょう。よろしくお願いいたします。
……そう、今年は「ファジー」なものがくる雰囲気があります。曖昧模糊とした、輪郭のハッキリしていないもの。占いとか音楽のように理屈だけでは説明し尽くせないファンタジックなもの。
なぜなら今年は、占星術的に魚座がとても強くなる時期と読めるからです。魚座は、僕らを隔てるさまざまな境界線を泡のように消失させてしまう「夢」とか「愛」みたいなサインなのです。
その点でも、占いと音楽をかけ合わせたこの企画は、とても的を射たものと言えるでしょう! それでは皆さん、心ゆくまでお楽しみください。あ、ちなみに僕も魚座です。
牡羊座
『Modern Life Is Rubbish』(現代生活はゴミ)というアルバムの冒頭で、ブラーのデーモン・アルバーン(牡羊座)は『For Tomorrow』(明日のために)と歌いました。とても気怠そうに。今期、牡羊座は来るべきスタートのために、物心両面で整理整頓や準備をしておきたい時期。ブラーは『For Tomorrow』を経て、次作で大ブレイクを果たすのですから。
◯牡羊座 2022年上半期の1曲「For Tomorrow / Blur」
牡牛座
「俺の世代の話をしてるんだ」……世代と聞くと、上下的な縦の関係よりも、ネットワーク的な横の関係がイメージされます。それは友達だったり同志だったりするでしょう。この曲『My Generation』を作ったThe Whoのピート・タウンゼント(牡牛座)は、自由を求める新世代の1人でした。今期の牡牛座は、そういう「仲間」「集団」が鍵となります。
◯牡牛座 2022年上半期の1曲「My Generation / The Who」
双子座
今期と同じ木星魚座期だった12年前、双子座のカニエ・ウエストは、この曲が入ったアルバムでキャリアの頂点に達したと言われています。それは今なお誰も到達できていない高みでした。双子座は今までの集積がなにかしらの『POWER』、つまり「力」へと昇華する時期。その「力」を手放すときまで、おそらく世界はあなたのものです。
◯双子座 2022年上半期の1曲「POWER / Kanye West」