KUBOKI「ヘア＆メイク」「美容」「オーガニック」というワードに、「女性誌のなにか？」「オジさんだし無関係……」と感じたあなたにイエローカード！ 「美容」を他人事のように感じている男性諸氏にお伝えしたいのは、“女性は思ったよりあなたのことを見ている”という事実――。
ちなみに、男性の汗と皮脂の分泌量は、女性の約２倍。つまり、女性よりも、むしろ男性のほうがきちんとケアをしなければ、清潔でいることが難しいというわけだ。ちょっと可愛い職場のあの娘(コ)に、ヒゲの剃り残しや、少しだけはみ出た鼻毛で「うわ。オッさん……」と顔をしかめられては、あなたも面白くないハズ。第一印象で損しない、大人の男になるために――、ぜひ読んで欲しい。
※本記事は、KUBOKI:著『男の美容武装』(ワニブックス刊)より、一部を抜粋編集したものです。
見た目の「武装」は、デキる男への第一歩！
まずは、下記の項目をチェックしてみてほしい。
- 学生時代から同じスタイリング剤を使っている
- 短髪だからと、タオルドライで済ませている
- 身体を洗うついでに、顔までボディソープで洗っている
- 「オーガニック」ってなに？
- T字カミソリの刃を２ヶ月以上変えていない。または同じ電気シェーバーを５年以上使っている
- 薄毛を、遺伝や年齢によるものと諦めている
- 化粧水や乳液を使っていない
- 食後の口臭が気にならない。または、気になっても何もしない
- 基本的に、服は試着せずに購入する
- 眉毛カットを自分でしたことがない
- 髪型を３年以上変えていない
- 身体のトレーニングを何もしていない
以上の項目に、ひとつでも当てはまった人は、社会人男性として自身をないがしろにしていたり、見だしなみを整えていない可能性大！ いますぐ「美容武装」をはじめる必要があるだろう。ただし、男の「美容」を、難しく考えることはない。
たとえば、「男が見た目を気にするなんて」「美容はちょっと……」と躊躇する諸君でも、ヒゲの剃り残しやカミソリ負けがない肌で、体がある程度引き締まっている男性には、年齢を問わず、ポジティブな印象を受けることだろう。
「仕事ができそう」「自己管理ができていそう」「恋人や職場の人間から大切にされていそう」などなど、その良い印象を挙げればキリがないハズだ。そう、「見た目を味方につける」ことは、男性にとって非常に大切なポイントなのである。
しかし、実は、それほど難しいことではないということも、ぜひ、諸君に知ってほしい。なぜなら、「見た目を味方につける」には、「清潔感を身につける」だけでいいのだから！
男の清潔感は「毛」に現れる？
くりかえすが、男性諸氏は「見た目を身につける」必要と、それだけのメリットがある。そして、そのコツは「清潔感を身につけること」……。
では、男性の清潔感は、いったいどこから生まれると考えるだろうか？ シュッとした顔つき？ スタイル？ 服装？
なんと、答えは、「毛」！ しかも、ここでいう毛は髪のことだけではない。ヒゲはもちろん、眉毛、鼻毛、耳毛、体毛、陰毛に至るまで、全身に生えている「毛」のことである。
なぜなら、我々日本人の毛は黒い。黒いが故に肌とのコントラストが強くて目立ちやすく、ビジュアル的に及ぼす影響力が強いのだ。
なかでも、男性諸氏が特に意識すべきポイントは、「髪」と「ヒゲ」。髪がボサボサしていてヒゲの剃り残しがあったり、伸びっぱなしでは、清潔感という面ではもってのほか！ 社会人としても身だしなみが整っていない、だらしない印象を与えることだろう。
ただし、そのぶん髪型を変えるだけで薄毛が目立ちにくくなったり、ヒゲを計算して作ることで顔の大きさや輪郭や頬のたるみが気にならなくなるといった、うれしいメリットがあるパーツでもある。「美容」に抵抗がある男性諸氏でも、気軽にトライしやすいのではないだろうか？
