スマホのカメラ機能にはこんな使い方もある

Google レンズは、カメラや写真を使って現実にあるものを検索したり、解析したりできるアプリです。たとえば目の前にいる犬や猫を撮影すると、種類を教えてくれます。建築物などのランドマークを撮影すると、営業時間などのスポット情報を調べることができます。またQRコードを読み取ればウェブサイトを開くことができるので、QRコードリーダーアプリが不要です。

何を調べたいのか明確でないときでも、ユーザーの先回りをしてGoogle レンズが自動で判断してくれます。身の回りにあるものをつい調べたくなるアプリです。

▲ミニカーを撮影すると車種がわかる
▲名刺を撮影すれば連絡先へ登録することもできる(連載編集担当内田の名刺です)

Google アシスタントから呼び出せる

Google レンズは、AndroidとiOSの両方で使えますが、起動方法が異なります。Androidは、Google アシスタントやカメラアプリ(対応端末が必要)から呼び出すことができ、レンズのアイコンをタップすると、カメラの画面になります。

▲Google アシスタントからレンズアイコンをタップ

iOSを利用している場合は、「Google アプリ」をApp Storeからインストールします。検索ボックスの右端にGoogle レンズのアイコンがあるので、タップして呼び出します。

▲iPhoneではGoogle アプリでGoogle レンズが利用可能

Google レンズは、Google フォトにも組み込まれています。撮影済みの写真を読み込んで調べたいときはこちらを使います。

かざすと現実が置き換わる驚異のAR機能

Google レンズでぜひ試したいのが、AR(拡張現実)を利用した翻訳機能です。外国語で書かれた本や看板などにカメラを向けると、日本語に置き換えて表示してくれます。英語や中国語、フランス語など約100言語に対応しているので、海外へ旅行に行ったときなどに大いに役立つはず。外国語に自信がなくても問題なくなります。

▲洋書を読むときもこのようにリアルタイムで翻訳できる

ARについては実験的な機能も用意しています。GoogleのAndroid端末「Pixel 4」を持っている人は、パッケージ裏面の商品写真をスキャンしてみてください。写真が動き出します。ARを利用したデモンストレーションですが、Googleが将来的にARで何をしようとしているか想像が広がるのではないでしょうか。

▲Pixel 4のパッケージでアニメーションを再生

生活を一変させる可能性のあるAR。スマートフォンでもGoogle レンズで手軽に体験できます。使わないのはもったいありません。

【Googleレンズのダウンロードはこちら】

Google Play で手に入れようAppStoreからダウンロード

『人生変えちゃうアプリ!』は次回3/9(月)更新予定です、お楽しみに。