3月23日発売の『アップトゥボーイ vol.325』は、Hello!Project 25周年企画第2弾。テーマは『魂の系譜』。表紙・巻頭は、ハロー!プロジェクトを卒業後も、それぞれソロ歌手デビューを果たしたM-line 三大歌姫の鈴木愛理、佐藤優樹、宮本佳林が夢の初競演。

鈴木愛理は現役当時、弊誌で何度も表紙を飾っていましたが、今回、10年ぶりの登場。 まさにレジェンド降臨!! ハロー!プロジェクト15周年記念・モベキマス選抜表紙でもセンターを務めた彼女が、10年経った今、同じ場所から向けるその眼差しは愛であふれていました。ハロー!プロジェクト、後輩たち、音楽に対する想い。そこに続く佐藤優樹、宮本佳林にも、永遠にハロー!プロジェクトを背負っているという覚悟は受け継がれ、今もなお、真摯に音楽と向き合っています。

そんな3人の白ドレス&マニッシュスタイルのコラボグラビアは、10年分の進化がたっぷり感じられること間違いありません。

 

ここでは特別に誌面カットとインタビュー抜粋を掲載いたします。

※本記事は『アップトゥボーイ 2023年5月号』(ワニブックス:刊)より、一部を抜粋編集したものです。

やっぱり音楽が大好きなんです!

鈴木愛理インタビュー抜粋

――ハロー!プロジェクト15周年記念号から10年ぶりの表紙撮影はいかがでしたか?

鈴木「当時より少しはオープンマインドになったけど、心配性だったりするところは今も変わらないです。ただやっぱり、私の中には常にハロー!プロジェクトがあって、ここでの15年があったからこそ気づけたことがたくさんあります。人生の基盤を作ってもらった場所。今でも礼儀正しい後輩、後輩想いの先輩たちに囲まれていることは私の誇り。ハロー!を背負っている1人として、自分も気を引き締めて過ごしていきたいと思いました」

――25周年を迎えたハロー!プロジェクトに関してはどうですか?

鈴木「変わって美しいもの、変わらないで欲しいもの。守ってもらいたい色。ここまで歴史が続いていくとたくさんあります。それを引き継いでいくためにも、最近ではきちんと言葉にして、後輩たちにも関わっていきたいと思っています。今年はふくちゃん(譜久村聖)、たけちゃん(竹内朱莉)という、古き良きハロー!を知る柱の2人が卒業しますが、その想いはずっと続いていって欲しいです」

――自身もデビュー20周年。また20代最後の年になりました。

鈴木「やっぱり私、音楽が大好きなんです。悩み、喜び、悔しさ、楽しさ、全ての感情の 起伏がでるのは音楽。唯一、ファンの皆さんの顔を見られるのもここで、“鈴木愛理”でいることを実感できるんです。だから、何をするにも音楽は疎かにしたくない。後輩たちのためにも可能性を増やしていきたいですし、20代最後の年はすべてのことにおいて、自分に正直に生きていきたいですね」

佐藤優樹インタビュー抜粋

——2人とのグラビア初共演はいかがでしたか?

佐藤「ライバルではなく、すでにソロとして道を持っている憧れの2人。私とは違う道かもしれないけど、ハロー!プロジェクトが続いていくためにはいいことだと思っています。その方がM-lineの土台が膨らむし、土台が出来上がれば出来上がるほど支えが大きくなる。そう考えると、前を進んでくれていることがありがたいです」

――ハロー!プロジェクトも25周年を迎えました。

佐藤「私の場合、諦めないでいて一緒にいてくれた同期、本気で怒ってくれて、ケンカしてくれていた小田(さくら)、フォローしてくれていた加賀(楓)など、現役時代は人に恵まれていました。でもハロー!って、そういう場所だし、何もできない北海道の小学生の私を、ここまで我慢強く面倒見てくれるんです。長年培った皆の絆とか、目的があるから、崩れないで永遠に続いて欲しい。なので、私自身もそうですが、後輩たちにも自覚を持って活動していってもらいたいですね」

宮本佳林インタビュー抜粋

――卒業以来、3年ぶりですっかり大人の女性に。Juice=Juice時代の負けず嫌いな佳林も懐かしいですが……。

宮本「当時、つんく♂さんがこのグループにセンターはいませんと言っていたけど、誰より目立ちたかったし、歌いたかったんです(笑)。それがいつの間にかメンバーと家族のような関係になり、それはそれで素敵だったけど、ソロになってまた少し闘争心が戻ってきましたよ。今はアイドルを卒業したあと成功することは難しいという視点になりがちで、夢さえ見ないのはちょっと悲しいなって思うんです。だから自由に表現できることが増えるように頑張りたいんです」

――ハロー!プロジェクトも変化と進化を繰り返し25年。

宮本「卒業して俯瞰でハロー!を見ると、楽曲もメンバーも愛おしい。現役当時とはまた違う感情です。最近は、そうやってどんどん世代交代してつながっていくんだなぁと実感しています。やっぱり歴史が長いってすごいことだし、これからも絶対に続いて欲しい。ハロー!プロジェクトは永遠ですから」

モーニング娘。'23より牧野真莉愛、北川莉央も!

モーニング娘。'23より、牧野真莉愛が2号連続登場。今回はより自然体に、飾らない魅力をそのまま表現。25周年イヤーを走り抜くために彼女が目指す22歳の私とは……。

そして同じくモーニング娘。'23からは、北川莉央も。ハロー!プロジェクトの未来を担う彼女は、自ら希望し雪山での撮影に挑戦。10代最後の今年、自分自身の変化に驚きつつも前進する北川莉央にも、“ハロプロ魂”がしっかり根付いていました。

 

『アップトゥボーイ』vol.325は、全国の書店やamazonなどのネット書店で好評発売中!


【雑誌概要】
『アップトゥボーイ Vol. 325』(2023年5月号)
発売:ワニブックス
発売日:2023年3月23日
定価:1,300円(税込み)
体裁:A4判・96ページ
付録:B3サイズ両面ポスター1種