事務所の晴れ着お披露目会のあと、艶やかな振袖姿で現れた上坂樹里にインタビュー! 現在18歳のフレッシュな彼女が注目を浴びたきっかけの一つは、昨年10月クールに放送されたフジテレビ系の連続ドラマ『いちばんすきな花』の第8話だ。田中麗奈が演じた志木美鳥の中高生時代を演じ、たった1話だけの登場であるにもかかわらず、役柄の孤独感を鮮烈に表現した彼女の演技に「あの子は誰?」と騒然となった。
そもそもはモデル志望だったという彼女だが、今は演技に最も力を注いでいるとか。そのきっかけとなったエピソードをはじめ、俳優としての目標や卒業を目前に控えた高校生活などプライベートの彼女にも迫った。
日本文化に興味があり書道と硬筆を習っています
――今日は、上坂樹里はどんな人? という自己紹介的なインタビューをしたいと思っています。まずは今着ている美しい晴れ着の感想をお聞かせください。
上坂:晴れ着お披露目会に参加するのは今回が初めてなんです。18歳という新成人になったタイミングで、こんなステキな振袖を着させていただいて、先輩方とご一緒の会に参加できてすごくうれしかったです。
――これまで晴れ着を着た経験はあったんですか?
上坂:モデルの仕事で何度かあります。つい最近も、専属モデルをしているセブンティーンで、同年代のみんなで振り袖を着る機会があったばかりです。でも、こういう晴れ着の会は初めてなので、今までとは全然違う心意気で臨みました。
――今日の晴れ着はご自身で選んだんですか?
上坂:はい。私は洋服でも赤を選びがちなんです。晴れ着だと、赤は華やかさがすごく出ますよね。この振袖は少し渋めの赤で古典的な柄なんです。いい意味で現代っぽくないところに惹かれて選びました。
――日本の伝統的なものに興味があるんですか?
上坂:そうですね。今は書道と硬筆を習っていて、日本文化に普段から興味があるので、今風じゃないものに惹かれがちです。
――それはステキですね。絵馬には「前進」という言葉を書かれていましたが、どういう意味合いで?
上坂:2024年に高校を卒業します。今は実家暮らしで両親に頼りがちなので、自立する意味でも前進したいなと。お仕事の面でも、昨年は初めての経験が多い学びの1年だったので、それをしっかり活かした年にしたいなと思ってます。映画に出演する目標もありますし、女優として次のステージへ一歩進みたい意味も込めて「前進」と書きました。