シンガーソングライターを経験して改めてアイドルの魅力に気づいた
――それぞれバラバラなキャリアを歩んできた3人ですが、デビューのきっかけを教えてください。
原田 もともとアイドルやシンガーソングライターなど、いろんなことをやっていたんですけど、シンガーソングライターは全て一人でやらなければいけないので、活動していくなかで誰かと一緒に何かをやりたいな、という思いが強くなってきたんです。それを昔から一緒にアイドルをやっていた栗原舞優に相談したときに、「じゃあ一緒にやろう」みたいな感じで虹コン予科生に誘ってくれたのがきっかけです。
――虹コンに対してはどういうイメージを持たれていましたか?
原田 私がこの世界に入ったときにはすでに虹コンは活躍していて、一緒に対バンとかもやっていたので、個人的には近い存在だなと思っていました。でも、武道館を見に行かせていただいたときに、自分たちの近くにいた人たちがこうやって大きな舞台で活躍しているのに衝撃を受けて。私もいつか同じステージに立ちたいと思わせてくれる存在でした。
――原田さんはアイドルとして活動したあとにシンガーソングライターを経験していますよね。改めて感じたアイドルの良さはありましたか?
原田 アイドルの魅力は、ステージに立っているときに全く違う自分になれることなんじゃないかなと思うんです。シンガーソングライターのときよりもファンの人との距離も近くに感じますし、改めてこの環境が好きだなって感じました。
尾林 私は以前活動していたGive&Giveが活動休止になってしまって、しばらく進路を考えていたんです。でも私にはアイドルしかないと思っていたので、これで終わりたくないという気持ちが強くて。そうしたなかで運営の方々がディアステージに残るという選択肢をくださって、虹コン予科生になることに決まりました。
――虹コンは同じディアステージ所属でもありましたし、近い存在でしたよね。
尾林 もともと私は3人という少人数で活動していたこともあって、虹コンはみんなの個性が輝いているグループでありながらも一体感のあるパフォーマンスが魅力的で、ずっと憧れがありました。
川端 私は昨年の6月に開催された『虹でんJr.オーディション』を経て虹コンに加入したんですが、もともとアイドルになりたいという気持ちはなくて、虹コンが好きという思いだけで応募したんです。最初は「アイドルになりたい!」という強い意思を持って応募したわけじゃないんですけど、審査が進んでいくうちにメンバーの方々が必死に取り組んでいる姿を間近で見て、このグループの一員になれたらすごい幸せだなことだなって。そこから最終審査のときにプロデューサーのもふくさんから「あなたは虹コンに適性があるから虹コン予科生として活動しませんか」と言っていただきました。
――ファンだった立場から実際に虹コンに加入してみていかがですか?
川端 グループに入ったら見なくていいことが見えて、嫌いになるかもよって言われたんですけど、全然そんなことなくて。昔のファン時代と同じ気持ちで、今も虹コンが大好きです。
原田 よかった〜!
尾林 それなら安心です(笑)。