今年5月17日に開催された、あいろんぱん先生の漫画『おうちビールを100倍おいしくする方法』(秋田書店)完結記念の飲み会配信。

司会はイベント主催の株式会社マンガのカタチ代表取締役、ジュンスズキさん。ゲストは『ただの飯フレです』(幻冬舎コミックス)を連載中で、あいろんぱん先生とも個人的に親交のある、さのさくら先生。そして、『おうちビールを100倍おいしくする方法』第1巻の帯推薦文を担当し、今このレポートを書いている本人でもある、酒場ライターのパリッコ。

大盛況だった配信飲み会の模様を、実際に現地にいた僕が、写真とともにレポートします!

まずは豪華な食材たちを下準備 

配信イベントとはいえ、やることは飲み会。がっつりと酒とつまみが用意され、会場となった都内の某キッチンスタジオは、本番前からすでに本気の飲み会ムードが漂っていた。

▲さのさくら先生(左)と、あいろんぱん先生(右)

そしてそして! 今回太っ腹なことに、ワニブックスさんからご提供いただいた豪華食材&酒がこちらのラインナップ。

▲なんだかすごいぞ!
  • 「夏日牛」
  • 「能登牡蠣 」剥き身1キロ(約60個~70個)
  • 「ホホホタケ」(はなびらたけ)20パック
  • 「IB BREWING」のクラフトビール3種
▲「夏日牛」

夏日牛は、鳥取県にある「伊藤畜産」のブランド牛。

子どもを産んで役割を終えたお母さん牛を、すぐに出荷するのではなく、十分な肥育期間を加えることで、脂身を適度に備えたきれいな赤身肉仕上げた、旨味しっかりなのにしつこくない肉質が特徴とのこと。

▲「ホホホタケ」

静岡県産の「はなびらたけ」という品種のキノコで、本来は標高1000mを超える高山のごく限られた環境でしか育たないため、“幻のキノコ”と呼ばれているそう。1967年に創業した大井川電機製作所が、時代の流れとともに第二の事業を模索し、電球事業で培った生産管理技術を活かして、温度、湿度、二酸化炭素などを緻密に制御することで、高品質な栽培を実現。

▲「能登牡蠣 」

人口約8,000人弱の小さな町ながら、近年“牡蠣の町”として認知されつつある、石川県穴水町。里山と里海からなる豊富なミネラルで育った牡蠣は、ぷりぷりで旨味たっぷり。

さて、これらの食材を、本番が始まる前までに、出演者および現地のスタッフさんたちみんなで下ごしらえしていくのが第一工程。ずぼらな酒飲みである僕ことパリッコは、基本的に見ているだけだが、料理上手な皆さんのおかげで、どんどんおいしそうな料理ができあがってゆく。

▲さのさくら先生の手際がお見事
▲「アヒージョ」「焼き牡蠣」と、どんどんできあがってゆく

そして頼りになるのが、本イベントの主催者であるマンガのカタチのジュンスズキさん。すべての段取りを事前に完璧に想定し、次々と仕込み作業をこなしてゆく。

▲てきぱきと料理をするジュンスズキさん
▲炊き込みご飯に合わせる用の牡蠣煮
▲同時に配信準備も完了