2023年11月、韓国の自動車会社Hyundai(ヒョンデ)から発売される新型電気自動車「KONA(コナ)」。同車のCM楽曲『憧れのままに』で初めてコラボしたのが、ミュージシャンのyamaとキタニタツヤ。
もともと、キタニの楽曲をカバーしていたというyamaと、「yamaを迎えて良い曲ができました」と全幅の信頼を寄せるキタニタツヤ。
それぞれ新世代の旗手としてミュージックシーンを席巻する二人のアーティストが、六本木ヒルズアリーナで開催された『KONA MUSIC LIVE』で初めてのコラボライブを披露。ニュースクランチ編集部が、ライブ後の二人に独占インタビュー! お互いの印象、さらに「憧れ」についてや理想のライフスタイルを語り合ってもらった。
キタニからyamaの第一印象は「ええ子や…」
――今回、ステージの両隣にあるHyundaiの新EV「KONA」に挟まれてのライブとなりましたが、いかがだったでしょうか?
キタニタツヤ(以下、キタニ) 車と一緒にライブをすることなんて、これまでなかったですし、車から電源を引いてライブをするっていうのも経験がないことだったので、すごく楽しかったですね。僕は車が好きなので、ライブ前に乗せていただいたときもテンションが上がりましたし、普段は古い車に乗っているので、“最新の車ってこんなことになってるの!?”という驚きもあって、未来へタイムスリップしたような気持ちになりました。
yama 自分は普段、あまり運転をしないんですけど、久しぶりに運転席に座らせてもらって、そこでいろいろKONAの機能を聞いていたらテンションが上がっちゃって、“車に久しぶりに乗りたいな!”と思いました。
キタニ でも「アクセルとブレーキ、どっちがどっちだっけ?」と言ってたよね?(笑)
yama 一瞬忘れちゃって(笑)。
キタニ ただ、KONAはアクセルペダルだけで止まったり動いたりできるみたいで、そこで混乱しちゃったのかもしれないね。初心者にも優しいんですよ、KONAは。
yama そうなんですよね、だからこそ乗りたいなと思いました。
――ライブもすごく盛り上がっていて、それぞれのライブもそうですし、先ほどキタニさんがおっしゃった「車から電源を取る」というのも、演出としてすごくカッコいいなと思いました。
キタニ ニクい演出ですよね。
yama ステージの明かりも点灯して、テンション上がりました。
――ライブ中のトークでも軽く触れられていましたが、キタニさん、yamaさん、それぞれの印象をお伺いしてもいいですか?
キタニ 初めて会ったのは、札幌だよね?
yama そうですね、それぞれ別のライブで札幌にいたんですけど、たまたまキタニさんと打ち上げのお店がカブって、思わず「キタニさんがいる!」って。
キタニ (笑)。
yama とりあえずご挨拶しないと!って。そこが初めてで、それからいくつか現場でご一緒させていただくことはあったんですけど、今回こうして楽曲でご一緒させていただけたのが感無量で……。ずっと昔から知ってるし、聞いてるし、すごく不思議な感覚で、何を話していいかわからない!って感じです。
キタニ 今も?(笑)
yama 今もです(笑)。
――yamaさんがステージでキタニさんの楽曲をカバーされていたのがとても良くて、曲を始める前に「裏でキタニさんが聞いてると思うと緊張する」と話していましたが、すごく愛のあるカッコいいカバーだなと思いました。
yama ありがとうございます、緊張しました…!
――キタニさんはyamaさんのことをどう思ってましたか?
キタニ 僕はもちろんyamaという名前を知ってました。“どうやら若くてヤバい人がいるぞ”と思ってて、さっき言った札幌の打ち上げで、仮面をつけていないyamaに遭遇して(笑)。
yama (笑)。
キタニ でも若いじゃないですか、グッと高圧的に来られたらどうしようとか、無視されたら……とか、ちょっと構えてたら、きちんと挨拶してくださって“ええ子や!”って。
yama よかったです(笑)。
キタニ あとは新大阪駅でもお会いしたのかな? 僕がyamaさんに気づいて「yamaさん!」って声かけようと思ったら、“いや、俺が声かけると逆に周りに気づかれちゃうか……”って。
――気を使われたんですね(笑)。
yama 同じときかわからないですけど、自分も新大阪のホームでキタニさんが「551の豚まん」を買っているのを遠くから見ていたことがあります。
キタニ え!? そっちは声かけてよ!
――あははは(笑)。
キタニ そうやって運命的な出会いを繰り返して、今日に至るって感じです(笑)。