11月2日(木)、東京・渋谷にあるHMV&BOOKS SHIBUYAで、お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤が初めての書籍『ハンバーグ師匠のモトライフ』のサイン本お渡し会が開催された。

▲自身のバイクの写真がプリントされたパネルにまたがるハンバーグ師匠

バイカー・井戸田VS芸人・井戸田の葛藤

お渡し会に先立って行われた囲み取材に登場した井戸田潤。入ってくるやいなやハンバーグ師匠の決め台詞「ハンバーーーーーグ!!!」を披露。一気に会場の空気を自分のものにした。

書籍化の話が来たときの心境を聞かれた井戸田は「最初は信じられませんでした。ある日、マネージャーさんから僕の乗っているバイク、いわゆるソープランドピンク号(SLP号)が書籍になるって言われたんですが、何を言っているのかわかりませんでした」と驚いたと話す。

続けて「僕は物書きではないし、ネタも書いていない。本には一生縁がないと思っていました。なので、こういう機会をいただけてありがたい」と語った。

SLP号が世に知られるきっかけとなったテレビ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系列)出演時のことを振り返り、「俺のバイク、超カッコイイだろ? と思って番組に出たんですよ。みんな羨ましがるだろうなって。ふたを開けたらめちゃくちゃイジられて。次の日からバイクに乗っていたら、すれ違う車の中から爆笑する声が聞こえてくるようになりました。

そこからバイカー・井戸田VS芸人・井戸田の心の葛藤が始まりました。バイカーとして“カッコ悪い。ダサい”って言われて恥ずかしい気持ちもありつつ、芸人としては“ウケてるからいいか”っていうせめぎ合いがありました。最終的には芸人・井戸田が勝ちまして“まぁみんな笑ってくれるならいいか”と思うようになりました」と、芸人ならではの悩みがあったことを告白。

その後、相方・小沢一敬の話になると、「そういえば今日、小沢さんのバイクの納車日なんですよ。俺のバイクの本のイベント日にぶつけてきたんですよ」と会場の笑いを誘い、「二人の地元の愛知県にツーリングに行ってみたいです」と今後のコンビでのツーリングに意欲を見せた。

ハンバーグ師匠とバイク談義

囲み取材終了後、書籍のお渡し会が行われた。ハンバーグ師匠をひと目みようとたくさんのファンが会場に駆けつけた。

なかにはハンバーグ師匠のグッズを身に付けている人もおり、対面のときを待ちわびる。

時間になってお渡し会がスタート。特典のツーショット撮影会では、ハンバーグ師匠の決めポーズをとりながら写真撮影を楽しむ方が多かった。

撮影後、本人から書籍の手渡しがあり、ファンは思い思いにハンバーグ師匠との会話を楽しんでいた。ファンのなかにはバイク乗りの方もおり、ハンバーグ師匠とバイク談義で盛り上がっていた。

▲ファンと交流するハンバーグ師匠

イベント終了後、井戸田はX(旧Twitter)を更新。「感動&感激でしっかり焼き上がりましたこれからもよろにくですハンバーーグ」とハンバーグ師匠らしいコメントで会場に来てくれたファンへの感謝を綴った。